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    アラル海で泳ぐ①

    ウズベキスタン共和国には カラカルパクスタンという 自治共和国が存在する。

    首都は ヌクス。

    言語、憲法、国旗、国歌など 独自のものを持ってはいるが、

    基本的には ウズベキスタン人として ウズベクのパスポートで生活している。

    多民族国家と言うのは 日本人にはなかなか想像しがたいが、

    アイヌをイメージしてみると 少し見えてくるかと思う。

    実際、カラカルパクの伝統刺繍は 驚くほどアイヌのそれに似ている。

    カラカルパクのユルタ


    カラカルパク一帯は、かなり厳しい暮らしをしている。

    最大で 夏 50℃ 冬 -50℃という、100度もの気温差をもち、

    アムダリヤ川に恵まれながらも 慢性的に水不足である。

    おもな産業は 農業で、在ウズ邦人には ヌクス米にお世話になっている人も多い。

    メロンの産地としても知られ、何十とあるメロンの品種の 半数以上がカラカルパク産だ。


    そんなカラカルパク、訪れる目的は

    なんといっても アラル海を見ること である。


    アラル海は ご存知の通り、環境問題になっている 消えゆく湖である。

    ソ連時代の悪策、綿花栽培事業拡大を図る灌漑工事の影響で

    その面積の 実に7割近くを失ってしまったのである。

    現在は、周辺諸国が協力し アラル海保護に向け動いているものの

    カザフ側に比べ ウズベクの取り組みは まだ具体的成果につながっていない。


    干上がってしまった かつての湖底、

    忘れられたような かつての漁師町、

    砂漠の上に放置された 船の墓場…

    さびしいイメージばかりが付きまとうが、

    そのアラル海で泳ごう、と言ったら どうか。

    泳げるんだ!

    俄然 行く気になった。
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    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
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