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    たまごの世界観

    私たち日本人は、卵を割る時 ボウルや台の角っちょにぶつける。

    麗しのサブリナでだって、海外の料理番組でだって、

    同じようにボウルで割っていたと思うのだが、

    でも外国人の前でこれをやると、驚かれることがある。


    韓国はスプーンで叩いて、

    ウズはじめCISでは、包丁で切れ目を入れてから割るからだ。

    軽微な文化的衝撃。


    ゆで玉子の割り方も人それぞれ、

    ヨーロッパの人は まずナイフで殻ごと切ってしまうもんね。

    それを知った後だと、

    ペンペン叩いてちまちま剥いている姿は原始的と言える。


    そうして道具を使う人からすると

    ボウルにガンと卵を打ちつけるなんて

    繊細なはずの日本人が何を?!と 乱暴に映るようだ。



    卵と言えば、日本に来たばかりの韓国人から電話がかかってきたことがあった。

    ―ちょっと、チモさん ! 今スーパーにいるんだけど

     日本の卵って白いの ?

     白いのって鶏の卵なの ? これ普通なの ?


    白玉は日本に限らず 世界的に流通しているので

    この電話にはとても驚いた。

    韓国では白い卵はないそうだ。

    ついでに言えば 韓国の人は

    生玉子を鍋ものに落としたり、ユッケに混ぜたりはするくせに

    生玉子をそのままでは食べないので、

    すき焼きは ちょっとビクつく。


    ウズでは住み分けが明確に出来ていて

    ひとたま150~200ソム(5~7円)の超激安卵だけが白玉、
    ミラバッド 行列 (1) (240x320)

    ひとたま500~600ソム(20円)のダマシヌィ(家飼い)や

    350ソム(12円)の一般的な卵はみんな赤玉だった。
    卵を買うには

    白玉を産む鶏は 赤玉を産む鶏ほど餌が要らないらしいので、

    そういう差があるのか。


    ウズで普通の卵を買ってしまうと、

    黄身が妙にレモン色で臭いがあったりするが

    自信のある卵屋さんは 中身を一個割って見せて

    ほら、うちのは見事なオレンジでしょ とか

    いつとれた、とか うちは何曜日の仕入れだ、と 教えてくれる。

    そういう卵屋さんでも、これ生でイケる?と聞くと

    えっ生?!食べたことないから…と 言葉詰まらせる。


    経験上、ダマシヌィを選べば

    卵かけごはん(海外での卵かけご飯)や温泉卵やマヨネーズも問題ない。

    にしても、ウズの卵は羽や 糞や血が付いていることが多く、

    鶏のお尻から出てきたものなんだよなぁ、

    本来 生で食べるものじゃないよなぁ、と実感する。


    卵って、世界的には 室温で一カ月置いても火を通せばヘーキ、

    というのが常識なのだそうだ。

    スーパーで買ってきた卵を 何の疑いもなく ご飯にかけて食べるなんていう真似は

    ものすごく優れた流通システムと品質管理と信頼と

    これは生で食べるものという売り手買い手共通の前提の下に成り立つ

    ものすごくリスキーで贅沢なことなのだと、

    ウズに出てはじめて認識した。


    日本人って、フグとか銀杏とかキノコ狩りとか、

    そういうリスキーな珍味 好きよね。

    ギャンブル中毒に陥りやすいのって、こういうのも関係してるのかな。


    ちなみに、ウズで卵を使った料理と言うと

    B&Bの朝食の 目玉焼き

    プロフに載せる ゆで玉子

    茄子やカリフラワーなどに溶き卵を付けた 揚げ焼き

    ゆで卵をみじん切りにしてマヨネーズとニシンのオイル漬けと重ねた

     ミモザサラダ風の「毛皮を着たニシン」

    ホレズムの卵餃子 トゥフム・バラク

    お菓子やパンに入れたりするにしても、あまりバリエーションは多くないみたい。

    日本の 卵焼き、味玉子、てんぷら、茶碗蒸し、プリン、は

    見て珍しく、食べて喜ばれる。
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    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して3年
    経ちますので
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