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    フェルガナより愛をこめて

    今治がいま フェルガナ綿でタオルを作っている。

    タオル(イメージ)

    ミルト フェルガナ バスタオル
    http://imabaritowel.net/imabaritb/7.1/47-0008BT2625/

    中央アジアにあるフェルガナ盆地。
    地平線が見渡せるほどの壮大な平原。
    一面に広がる綿畑で、太陽の光をいっぱい浴び、
    大切に育てられた長綿を甘撚りにした
    フェルガナソフトの綿糸を使用しています。



    エアリーホワイト
    http://www.murakami-towel.com/store/menu_uzubeki.html

    ウズベキスタン産長綿(フェルガナ綿)を使用しています。
    綿糸の撚りを、一般的なものの約半分にした甘撚り糸を使用することで、
    洗濯してもふわふわとした風合いを保ちます。
    最先端の技術、地球 に優しいオゾン漂白加工の商品です。



    ウズベキスタン綿

    ウズベキスタンのフェルガナ盆地(ロシア西部)で栽培された
    綿花のフェルガナ綿です。
    枯葉剤を使用せず手摘みで収穫しているので、安心かつ安全性が高く、
    そして不純物が混ざっていないのが特徴です。
    撚り(ねじり)回数が従来の半分の糸を使用している為、
    洗濯しても柔らかさが損なわれにくいです。
    http://h-cjt.com/knowledge/



    世界的には 児童労働・アラル海干ばつなどの問題から

    ボイコットされたりもしているウズベク綿。


    何十年も同じ土地に作付して収穫量が下がり

    農薬に頼らざるを得なくなったとも聞く。

    枯葉剤を使わず… 本当だろうか。

    まぁ契約農場ではできることかもしれないよね。


    手摘み… うーむ。

    私の駐在中、すでにタシケントでは

    ガーッと収穫できるような重機の展示会も開かれていたが

    それが実際 地方では燃料の問題や 地面がボコボコすぎて走らない、という

    理由で手で摘まざるを得ないジレンマがあった。

    品質的には手摘みが一番いいのだそうで

    丁寧に生産しているように聞こえるけれど、

    腰をかがめ 手を傷だらけにして 炎天下 一日中 ノルマに追われる

    手摘みの過酷さは相当なもの。

    日本から手摘みを強いるのもどうなんだろう。


    ソ連時代から 綿花スキャンダルのある国で、

    いまだ背景にはいろいろあるはずだよなぁ。


    それでも パフタ(綿花)労働に駆り出される人の顔が 姿が ハッキリ浮かぶ私にとっては、

    フェルガナ綿と聞けば やっぱり応援したくなる。

    せっかく皆が頑張って作って摘んだパフタが

    日本でブランドタオルになる時代になったのだから、

    これから贈り物にはこのタオルをつかおう。

    今治タオルのネームバリューが

    パフタコール(綿花の作り手)の皆さんの暮らしを 少しでも豊かにしてくれますように。
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
    情報はどんどん
    劣化していきます。
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