秋の夜長に
ラヒモフ窯で最後の最後にできあがったのは
キャンドルランプだった。
アリシェル先生が編み出した
モルタル吹き付けのような ざらりとした肌触りの漆黒のシリーズがあって、
私はそれを真っ白で作りたいとお願いした。
そしたら、その吹きつけに使う土は
特別なところから取って来なければならないので
ちょっと春まで待ってね、ということになって
仕上げが進まないまま
私の出発ギリギリに焼きあがったのだった。
メドレセの窓をイメージしてデザインしたので
この中から灯りがもれると
ウズの旅の夜 ― 秋のヒヴァの満月 なんかを思い出す。
ウズ旅には いい季節が始まるなー。
キャンドルランプだった。
アリシェル先生が編み出した
モルタル吹き付けのような ざらりとした肌触りの漆黒のシリーズがあって、
私はそれを真っ白で作りたいとお願いした。
そしたら、その吹きつけに使う土は
特別なところから取って来なければならないので
ちょっと春まで待ってね、ということになって
仕上げが進まないまま
私の出発ギリギリに焼きあがったのだった。
メドレセの窓をイメージしてデザインしたので
この中から灯りがもれると
ウズの旅の夜 ― 秋のヒヴァの満月 なんかを思い出す。
ウズ旅には いい季節が始まるなー。