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    タシケントは日本デー

    昨日3/1、タシケントのインターナショナル・ホテル(旧インターコンチネンタル)では

    1日限りの 日本料理デー だったそうだ。

    タシケントの情報サイト Afisha.uz によると

    お値段 39ドルで 気になるメニューは
    tonkatsu image

    味噌汁

    鶏肉の甘酢ソース

    牛肉の黒胡椒炒め

    子羊の照り焼き (羊は和食には…)

    焼きそば (これは多分 蕎麦を炒めたもの)

    魚のヤキトリ (なんじゃそりゃ?) 醤油とゴマ仕立て

    海老とイカの天ぷら

    蒸し米 (炊き立てご飯なのか おこわなのか)

    じゃがいものコロッケ

    野菜天ぷら

    とんかつ


    ・・・ホテルのイベントの割にはお金かかってないというか、

    タシケント市内のスシバーなんかの方が

    神戸牛ナイトとか 空輸刺身ウィークとか

    よほど頑張っている。

    家庭料理に毛の生えたようなラインナップで

    ホテルで出す和食 というよりは

    あなたの自宅でも タシケントの食材でこのくらいの和食は出来ますよ

    というデモンストレーションの様な。


    こういうのを見ると、

    かもめ食堂みたいな

    塩鮭定食 からあげ定食 おにぎり

    なんか出す店を、ウズでやってみたくなるなー。

    あと ウズの食材でいったら…

    鴨南蛮と、馬カツ、肉じゃが、がんもの煮びたし、

    鶏ガラ鶏チャーシュー煮玉子いりのラーメン、

    日替わりで

    オムライス コロッケ ビフカツサンド ピーマンの肉詰めフライ

    みぞれハンバーグ なんかの洋食系もイケるかもね。

    ま、ぜーんぜん儲からないだろうけど。


    День японской кухни
    1 марта
    International Hotel Tashkent

    International Hotel Tashkent приглашает на воскресный обед.
    Гости смогут попробовать такие тематические блюда, как:

    •Суп Мисо,
    ・Курица под кисло-сладким соусом,
    •Жареная говядина с черным перцем,
    •Жареные бараньи ребрышки,
     маринованные в соусе Терияки,
    •Жареная японская лапша,
    •Рыба «Якитори» с соевым соусом
     с кунжутными семечками,
    •Креветки и кальмары «Темпура»,
    •Рис, приготовленный на пару,
    •Картофельные крокеты «Корокке»,
    •Овощи «Темпура»,
    •«Тонкацу» из свинины.

    Цена: 39 долларов США*.

    *Оплата производится в сумах,
     по курсу ЦБ РУз на день оплаты.
    Также, к оплате принимаются
      Master Card, Visa Card и UZKART.

    Телефон для справок: 120-70-00.

    手抜きのプロフ

    2月末から また たてつづけにキルギスやタジクの番組が放映され

    3月22日(日)には赤坂で ナウルーズ・イン・ジャパン も開かれると聞き、

    ウズベクの春が懐かしい今日この頃。


    あと1時間で はらぺこの彼が来る。

    だけど今夜は無性にプロフが食べたい。

    冷蔵庫を開ける。チャンキーな肉、なし。

    ひよこ豆は、浸水時間 要6時間、だと。

    むぅ・・・

    でも、玉ねぎ 人参 レーズン クミンはある。

    なんとか ありもので作っちゃおう。

    だって食べたいもーん。


    冷凍庫に眠っていた角切りチャーシューをフライパンに放り込み

    多めにオリーブオイルを足して 玉ねぎスライス1個分を

    メイラード反応が出るまで フタをして しっかり炒め煮、

    にんじん千切り1個分を加えしんなりしたら

    戻しレーズンひとつかみを投入し

    クミンと塩で適当に味付け。

    といで水を切っておいた 米1合半強を 分量より少なめの水加減1.2合分くらいで

    炊飯器に入れ、フライパンの中身を載せて スイッチオン。

    炊いてる間に 卵を茹で トマトの薄切りに塩をなじませ

    他のおかずや サラダ、スープを作る。

    炊けたら混ぜてみて

    しばらくフタを開けて水分を飛ばすか フタをして蒸らすかを加減する。

    炊飯器プロフ (350x263)

    ちゃんと作れば3時間かかるところを、

    量を少なめにしたこともあって

    いつもの夕飯の支度の中で出来てしまった なんちゃってプロフ。

    手抜きの割に、意外とおいしかった。

    玉ねぎさえしっかり炒めて クミンが入れば

    プロフの要素の大半が満たされるのかな。


    もちろんちゃんとカザンでたっぷり作って、

    しっかり材料も揃えた方が 断然美味しい。

    でもすごく気合い入れないと作れない。


    この手抜きバージョンの良いところは

    炊きあがるまで 焦がす心配無く放っておけて ウンと気が楽なのと

    家の中が そこまでウズ臭くならないこと。


    この分量だと お茶碗で4膳にはなるけれど

    2人がパクパクおかわりして完食できるかなー くらい、

    1人なら 残りを1食分ずつ冷凍して2食あるかなー くらいで

    冷凍スペースの圧迫がないのも利点かも。


    保存の際は、

    タッパーやラップだと、チンした時 油分で高温になりすぎ

    変形したり穴があいたりするので

    耐熱ガラスや磁器の丼で冷凍・チン。


    冷凍庫にプロフのストックがあるって、幸せよね。

    こんなところに、って言われちゃった

    今日夜九時はテレ朝を。

    世界の村で発見!こんなところに日本人

    http://asahi.co.jp/konnatokoroni/

    夜行列車に乗って

    先日放映の「世界の村で発見!こんなところに日本人」では、

    ウズ仲間から 今 くじゃく姫映ったね~ と実況メールが入った。

    ウズベクで一世風靡したくじゃく柄のロングカーデを着たおばちゃん

    ― くじゃく姫は
    くじゃく姫
    数秒の1カットの内に 2人も映っていて、いまだ健在のようだ。


    主人公の日本人はマラディエッツ!!!マサキ!!さんの後任隊員さんだった。

    舞台はシャワット。

    ウズベクのかなり西の方で

    タシケントから夜行列車で17時間半ののち

    バスで4時間位揺られて ようやく到着する村、と紹介されていた。


    JICAの地方隊員さんは、三カ月にいっぺん程

    タシケントの事務所へ状況報告のために上京することになっている。

    西方の隊員さんは実際 夜行でも上京しているけれど、

    移動手段はこれしかないわけではなく、

    タシケント~ウルゲンチは飛行機があるし

    ウルゲンチ~シャワット間も タクシーを使えば1時間位。

    時間を取るか、お金を取るか、旅情を取るか、効率を取るか、

    その辺は選択肢がちゃんとあるので

    もっと気軽に行けたらなぁ と思う人が もしあれば

    数時間で行くことは可能な場所だ。


    私は夜行列車や夜行フェリーでは 国内外問わず 殆ど眠れたことがない。

    翌日とっても辛い。

    それでも 夜行の旅への憧れは強いので

    リピートはしないけれど 1路線1回は試したいと思ってしまう。


    私が、この夜行列車に乗ったのは ブハラまで。

    (ブハラには朝7時ごろ着。ウルゲンチには昼1時着。)

    その時の客車は、放送で紹介された車両よりも古いタイプで

    北斗星を思いださせる レトロなレトロなものだった。
    ブハラ行き寝台特急 (350x263)

    ブルートレインが無くなっていく今の時代、こうした寝台体験は楽しくもある。

    でもやっぱりいろいろ辛い。

    寝心地とか、振動の伝わり具合の強さとか、空調とか。

    そして一番は トイレ。


    トイレが汚いとかって言う問題は、たいしたことじゃない。

    昔の新幹線のトイレもきれいではなかったし

    それは辛いことには入らない。

    何が辛いかって、それはサニタリーゾーンの存在だ。


    サニタリーゾーン。

    それは、トイレ使用禁止区間。

    駅に近づいてから、停車中、そして駅をある程度離れるまで の間

    下手をすると1時間以上 トイレに入れなくなるのだ。

    トイレには鍵がかけられたり、車掌が前に立って通せんぼしたりする。


    昔は線路上に垂れ流していかたら 世界的に、もちろん日本も、そうだったが

    ロシア含めCIS全般には 未だこのルールが残っている列車が多い。

    昼間の列車ならば みんな起きていて トイレに行くタイミングは見計らうことができる。

    でも夜行ともなると、眠れようが眠れまいが、

    列車のスピードが落ちたり ガッチャンと停まる振動をきっかけに

    あ、トイレ行っとこうかな と みんなリズムが同じになる。

    チャイの国だから、列車の旅のお供も当然たっぷりのチャイ。

    チャイの利尿作用が 揺られ揺られて 効果倍増。

    その時に1時間以上トイレに行けない、というのは

    結構な緊迫事態につながるのだ。


    ウズベクやロシアやロシア語圏で夜行に乗る方、

    トイレはお早めに。

    assalom NavrUZ!

    3/21は イスラム圏のお正月ナウルーズ。

    今頃タシケントも杏の花が ぶりんぶりんと咲き誇り
    杏 満開

    あちこちでスマラクが炊かれ
    スマラク混ぜ②

    道沿いには凧売りが出て
    凧揚げじい

    春の訪れをお祝いしていることだろう。


    この冬はことのほか暖かかったそうだが、

    例年だと 本当に不思議と このナウルーズから

    ぱったりページをめくるように春らしくなる。


    昨日は東京でも ナウルーズのイベントが開かれ

    ウズベク舞踊とドゥタール演奏のコンサートにお誘いいただいた。

    navruz in japan

    出演者だけでなく、客席にも 駐在当時の邦人仲間

    日本語を見ていたうち 留学が叶ったウズベク人の学生たち

    と、次々に十数人と再会。

    みんなとっても日本語が上手くなっていて心から嬉しい一夜だった。


    ドゥタール(ミニ琵琶)の音色や ドイラ(タンバリン様の打楽器)の響きは

    もちろん親しんだもの。

    だけれど、カルナイ(巨大チャルメラ)がブォブォーと鳴った時が 最も心躍った。

    私にとっての「ウズい音」は カルナイだったのだなー。

    私がいたマハラ(町内)では自宅でビッグイベントをやるお宅がまだまだ多くて

    カルナイ
    カルナイの音につられていってみると 結婚式だったり結納だったり出産祝いだったり。

    結構離れた表通りの結婚式場からも風に乗って

    とにかくひたすら毎日のように聞こえて来ていた。

    ※カルナイの音を聞きたい方はコチラ(動画)。


    3/31は味の素スタジアムで サッカーの 日-ウズ戦。

    ウズからも応援団が60名ほどやってくると聞いている。
    uzサポーター

    カルナイも持ってきてくれないかな。

    持ち込み禁止か(笑)。

    ずっと平和で

    BBCによると、投票率70%の段階で

    ウズベキスタン大統領選は 77歳のカリモフっちが4期目の再選で決まりの模様。

     ↑ 開票後 得票率は 90.39%だったと発表

    もちろん 彼が出馬を決めた時点で決まっていたことだけれど、

    引退もチラつかせていた時期があっただけに

    やはり体制は変わらずか、という感が大きい。

    あと5年の任期、全うできればカリモフっちは82歳、独裁30年。

    彼の健康が大きなカギとなる。


    自宅軟禁中のグリちゃんに代わり、

    最近は次女 ローラちゃんが露出急上昇中。

    パッと見はグリちゃんそっくりの華やかな容姿で

    UNESCOの仕事などをしている。

    噂ではずいぶん前から グリママとローラちゃんvsグリちゃん の構図があったとか

    聞こえて来ていたから、今こそ活躍のチャンスなのかもしれないが

    これだけ似ていると、グリちゃんの代役にしか見えない。


    でもお家騒動なんかしている場合ではない。

    いま、ウズベクの関係者は心配しているようだ。

    一連の IS人質・テロ事件、特にチュニスの美術館襲撃で

    ウズベキスタンの印象まで悪くなるのではないか、

    ウズベクへの観光客が減ってしまうのではないか、と。


    ウズベクは、いかにもイスラムらしい建築や美しい芸術に

    触れられる国の中では、女性ひとりでも 比較的安全で 行きやすく 親日的な国だ。

    こんな時代になってしまったからこそ、

    イスラムの文化圏を見てみたい人には穴場的な観光地であるだろう。


    ウズさんの心配が杞憂に終わって、4月からの観光シーズンに

    多くの日本人ツーリストが訪れてくれると良いと思うけれど

    ではウズベクは絶対安全かと言ったら、もう誰もそんな約束は出来ない。

    タシケントに比べれば地方は警備も手薄だし、

    武器も手に入るし、

    多民族で 国籍も宗派も 顔を見ただけではまったく判別できない。

    ISを支持してテロ準備していたとされるウズベク人がアメリカで逮捕された事案がある以上、

    そういう人が母国で何か起こさないとも限らない。


    その意味では、大統領が変わらず体制も揺るがなかった今回の選挙結果は

    観光客招致にはプラスに働くだろうか。

    この独裁体制がこのままでいいのか、という議論とは全く別の次元の話として

    安定したマンネリ国家は 混乱する革新国家よりは

    表向き平和で 押さえつけも効くかなー。

    でも不満も募るよなー。

    やっぱりカリモフっちの健康状態がカギ、ということだろうか。

    ずっと平和でいるってむずかしいこと。


    4月から、NHK-BSプレミアムでアジアハイウェイを行く紀行ドキュメントシリーズが始まる。

    6月に予定されている第3回の放送では

    ソ連独立25年目のウズベク・カザフ・キルギスを走る。

    カメラを向けられて、独立して良かったか と聞かれれば

    大抵は 良かった、としか答えられまい。

    でもそう答えた時の 間や表情をじっくり見たいと思う。



    O'zbekdan xush kelibsiz! ウズからようこそ

    JALチャレンジカップ2015 ウズベキスタン代表が来日

    ミルジャラル・カシモフ ウズベキスタン代表監督
    ― 今回日本に来る事が出来て、大変嬉しいです。何度か訪れていますが、
      いつも日本は優しくて素晴らしい人々が住む国だと思っています。
      日本代表はアジアでもトップチームの一つですし、今回のメンバーも
      ワールドクラスの選手達です。
      私達も間近に迫っているワールカップ予選の準備をしています。
      この時期に行われる親善試合は、間違いなく良い強化に繋がりますので、
      ベストを尽くして良いゲームにしたいと思います。



    あれ?あれあれ?

    カパーゼ、日本に来ていないじゃないか。

    カページェ

    カパーゼの18番の代表ユニフォームで応援しようと思ってたのに~。

    カページェユニ

    彼は今年からタシケントに戻って ロコモティフのMFとしてプレー中。

    ACLの方がお忙しいのね、

    こないだの1月にあったアジアカップの中国戦では良いとこなしだったしね。


    とにもかくにも19:25 キックオフ。

    親善試合だもん、心置きなくウズを応援します。

    ダバイ ダバイ! ゾル ゾ~ル ウズ・ベー・キス・タンッ!
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
    情報はどんどん
    劣化していきます。
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