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    テーブル上のテニス

    ウィンブルドンでは連日 熱戦を繰り広げている。

    ウズベクのスポーツチャンネルも、テニスの試合はよく中継していた。

    有名選手も輩出しているし、

    いくつかテニスコートもあるが、それでも そこまでポピュラーなスポーツではない。

    競技人口でいったら、やはりテーブルテニス 卓球にはかなわないだろう。

    ウズベキスタンの団地の公園に行けば 9割の確率で

    卓球台が設置してあるほど。

    みんな青空卓球に 子供のころから親しんでいる。


    これはソビエトの影響で、タジクでも キルギスでも同じ。

    ビシュケクの公園には 卓球台がいくつも並び、

    貸しラケット屋を営む屋台が出ていて、

    いい歳したおっさんが 昼間っから卓球に興じている。


    炎天下、ベンチに座ってそれを眺めつつ 一人で アイスクリームを食べていた私に

    お嬢さんもやらないか、と おっさんが声をかけてきた。

    ・・・アイス食べてるしね。暑いしね。

    首を振る私に、おっさんはなおも続けた。

    お嬢さんだって学校でやったろう?

    卓球できるだろう?

    やろうよ、ちょっとだけ、ね?ね?

    ・・・アイス、溶けるしね。いいってば。

    アイスでなく、ジュースを飲んでいたのだったら 付きあってもよかったけれど

    アイス食べるほど暑い日に、卓球はさすがにキビシイ。

    でもおっさんは食い下がる。


    おっさんは、どうも私をガイジンと思っていないようだった。

    キルギス人はウズベクよりずっと東アジア寄りの顔で

    日本人と区別がつかないような人がいっぱい歩いているからだ。

    おっさんは、本気でキルギス女子を卓球に誘っていたのである。

    でもこれは、ナンパではない。

    おっさんは卓球を愛していて、卓球を通じて新たな触れ合いをしたいという

    真剣なお誘いなのだ。

    それが証拠に、おじさんは青空だというのに、本気のスマッシュを連発。

    おじさんの相手も本気で拾いに行く。

    見ている分にはとても面白い。


    そんなCISでポピュラーなスポーツ卓球は、

    ウズベク人と楽しむスポーツとしては最適だ。

    老若男女一緒に出来て

    ルールも簡単だし、場所にも困らない。


    私が帰る前にも、日ウズ卓球大会が催された。

    場所は、人民友好宮殿のすぐ脇の地下にある卓球場。
    卓球場

    日曜の昼間、空いていた会場は

    あれよあれよという間に夕方、10台ほどの台が満杯に。

    隣では、力士並みの体型のウズベク人が

    白熱しすぎて上半身裸で卓球している。

    なぜか天井までが鏡張りのため、

    裸のおっさんが万華鏡のようにいくつものピースに映りこんで暑苦しい。

    地下だから空気もこもって、まるで学生時代の格技棟の臭い。

    みんな、真剣。

    日本も、ジメジメしながらも 暑くなってきた。

    ムンとする匂いをかぐと、あの時の卓球場を思い出す。


    ウズベキスタンでは、みんないい歳になっても

    卓球や ダンスや ウォッカの一気飲みを

    真剣に、楽しむところが すごく良い。

    もう日本にいたら、この先 一生 踊ることなんてないはずだ。

    ウズで一生分 踊っといてよかった。
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    シャシリク食べたいぞ

    帰国してすぐの1週間は

    プロフが食べたくて仕方なかったけれど、

    帰国して一ヶ月半が経過した今では

    シャシリクと生ビールが恋しい。


    私が帰国後できた みそや は一部日本人にブームだとか。

    もうどんどん私の情報は古くなってしまう。

    色々たまっているブログネタ、

    おいしい カテゴリー からアップしていった方が良いかも。


    というわけで、今日は 私が今一番 恋しいシャシリク屋。


    場所は旧市街チャガタイにあり、店名も チャガタイ。

    旨いもの好きのウズベク人が連れて行ってくれた店だ。

    チャガタイ2
    チャガタイ1
    大きいし 地元っ子には人気店なので、

    チョルスーの先辺りで聞きまくれば 多分タクシーでも見つけられると思う。

    ちもラシュランMAPも確認されたし。


    メニューは豊富だが、実際は出来ないものも多い。
    チャガタイ3
    価格は、シャシリク一本2300ソム(80円)と ごく一般的。

    シャシリクが売りの店なので、レアな ベシュパンジャ もある。(右下)
    チャガタイ4
    これも良いが、左下↑の ルーレットケバブが また絶品!

    羊の脂とお肉をぐるぐる巻いてスライスしたもので、

    ウズベクには無いはずの サシ の入ったジューシーなお肉に変身する。

    霜降りステーキが恋しい~ という人に 激しくオススメだ。


    ただ!ここの注意点は、旧市街のモスク乱立エリアに位置するため

    酒類を置いていないということ。

    持込は可なので、冷え冷えのビールを買っていくのを忘れずに。


    でも今の時期はラマダン中だから、日が落ちたとはいえ

    お酒を飲むのは はばかられる雰囲気になっているかもしれない。


    イスラム圏では、隠れてお酒を飲むとき

    瓶にもブルカをかぶせたりするが、

    ウズベクでは もっぱらウォッカかワインなので

    水やお茶の振りして ティーポットに移し替える、という手段がとられる。

    ビールは、注いだら ばれてしまうので

    瓶は紙袋でつつんで、マグカップ持参、

    それか黒ビール系を選んで、なるたけ泡立てず

    コーラかクヴァスの振りをすると良いかも。


    これまでの美味しいシャシリク屋さんの記事はコチラ

    私もあまりに恋しいので、先週 ラム肉を買って焼いてしまった。

    ひつじ最高。今度は ジンギスカンでビールも良いな。

    生ビールが飲みたいの

    日本は 北欧か、もしくは ロシアか、と言いたくなるくらい

    物の値段が高くなっている気がする。

    生ビールだって ウズ時代のようにゴクゴクなんて飲めない。

    ウズでよく飲んでいたのは、暑さのせいかと思っていたけど

    ウズの ノンフィルターの生ビールの味が好みだったんだ、と

    日本に帰ってきて強く思う。


    ウズベクのビアホールといえば、

    一番は チェコ系の Dudek


    でも似たようなドイツ系はいくつもあって、

    ここ1~2年では BAVARIA PLAZAというのも

    割と のしてきた。

    ショータルスタベリ通りから バブール公園を曲った

    バブール通り 教育大の近くにある。
    ババリアプラザ1
    ウズベクにありがちな、二階と、生演奏 ダンススペースのある造り。

    ここにもノンフィルターがあるので好きな人はどうぞ。
    ババリアプラザ2
    ↑これで、61800ソム(2600円)。高い。

    ソーセージは、牛や豚が選べるけれども

    豚が驚くほど しょっぱいので、選ぶなら絶対 牛 推し。


    ソーセージは1本で10000ソム(350円)と お高め。

    グリル料理は25000ソム(850円)くらい。
    ババリアプラザ ソーセージメニューババリアプラザ ソースと豚メニュー

    ビールは0.33Lで3000ソム(100円)、0.5Lで4500ソム(150円)から。
    ババリアプラザ ビールメニュー
    これで気を良くして飲んでいると、

    あとから響く サ税20%!


    こういう外国風のビアホールは、洒落ているけれど

    高すぎるだけで お料理は たいして美味しくない。


    行くなら、ローカルなビアホールの方がコスパが良いと思う。

    ただし、煙草の煙に耐えられれば。


    例えば 泡あわを意味する Пенная ペンナヤ

    パルケント通りと、ペギーズの中間くらいにある。(ちもMAP参照)
    ペンナヤ
    写真は雨の日だけれど、天気のいい日はオープンテラスになる。

    店内は、ウズのおっさんで溢れかえっている。
    ペンナヤ2
    右テーブル赤シャツ君の隣に、シリンダー状の↑ビールサーバーが見えるだろうか。

    各テーブルにこれを持ってきてくれるので、

    お客はジョジョ~っと 自分のテーブルの上で好きなタイミングで

    ビールを注げる仕組み。

    つまみはシャシリクやソーセージ。

    なかなか席が空かない人気店だが、

    こういう店は最近あちこちに増えていて、気軽にディープ感を味わえる。

    太陽の国ホレズムを タシケントで体験

    日本は もう降ったり止んだり、ジメジメあつい。

    テーブルのボウルに出しておいたウズのナッツが

    1日でふにゃりと湿気てるんだもの。

    ウズのくっきりした晴れは 本当に財産だと思う。

    もう暑いんだろうな。


    ヒヴァあたりのホレズム地方は、夏だけ食べるお料理が結構ある。

    太陽の国 と言われるだけあって、それは暑いから

    体を上手く冷やしたり 食欲がなくても食べられるよう工夫されている。


    その代表格が

    シュビット オシュ。
    シュヴィット・オシュ (3) (350x263)
    翡翠麺みたいなきれいな緑の冷麺。

    好みで ヨーグルトをかけて頂く。


    これは、ホレズム以外には無い料理。

    シュビット というのは この麺に練りこまれた草の名前だが、

    どんな草か知らないウズベク人がほとんど。

    私が ディルの味がするよ と言っても、いやいやシュビットだから!と否定されていたが

    ヒヴァの観光隊員さんによれば、シュビットは ディル(ウグロップ)のホレズム弁だそう。

    というわけで、なぁんだやっぱりの ディル麺。

    スーっとした香り良い麺と、トマトやおじゃがの優しい甘み酸味を

    ヨーグルトでさっぱりまとめた

    暑い日にはオツな味だ。

    ヒヴァで食べるなら、ミルザボシが のどごし良くコシもあって 美味しいと思う。


    でもヒヴァまでなかなか行けない、とか

    あの味が恋しい という人には

    タシケントで体験できるお店がある。


    サザンチック という。
    Sazanchik.jpg
    ずらりと並んだユルタで 食べることができる。


    ここのシュビットオシュは、太麺で ヨーグルトも和えてある。
    Sazanchikの料理
    ↑は同じく夏のホレズム料理、トゥフム・バラク。

    餃子の皮みたいなのを作って、ギリギリまで包んでから

    唯一空けておいた隙間から卵液を注入、

    即包んで 即茹でる。

    やはりヨーグルトをかけて食べる。

    もともと う~んおいしい!というものではないが、さっぱりちゅるん。

    ヒヴァに行くと観光客向けに 具が肉とか かぼちゃだとか 選べる店もある。


    このサザンチックは、あぁヒヴァはこんな味だったな と確認は出来るレベルで、

    やっぱりヒヴァで食べた方が美味しい。

    でも懐かしい。そんなお店。

    ここはドイツの生ビールも置いているし、魚料理も得意なので 夜にもぜひ!と

    店主に言われたけれども、

    やっぱ昼間の方が気持ちいい気がする。

    出張で来た、地方に行かない人にウズ気分を満喫してもらうには

    いいかもしれない。


    同じようなユルタで食べられる店は、タシケントにもう一軒。

    キルギス料理のマナス。

    韓国料理キムズハウス(キムシネ)の入るビルの真裏にある。
    マナス
    キルギス風のベシュバルマックの他は

    ウズベク料理とさほど変わらないメニューだが、

    ただここはサーブが非常に遅いのでランチでは無理。

    行くならば、ゆっくり時間がとれるときに行くのが良いと思う。

    幻のオシュ

    私の帰国と前後して、ウズベク在住ブロガーさんの帰国が続く。

    ウズベクの色んな「へぇ~」が読めなくなるのは ちょっと寂しい。


    そんな中、ここ1年ほど愛読しているMAYRAM blog

    ずっと続いてくれそうな 嬉しい存在だ。

    これはキルギス・オシュ市のウズベク人家庭に嫁いだ日本女性のブログ。

    場所はキルギスで、言葉もタシケントで聞く発音とはちょっと違うかもと思うことはあるけれど、

    風習は超ディープな、ウズベクライフそのもの。

    あぁ やっぱりオシュに行ってみたかったな、と思わせる。


    私がキルギスを訪れたのは 2011年と 2013年の2回だけ。

    2回目の時は、急きょキルギス行きを決めたために

    首都ビシュケクからタシケントへの便が満席で、私だけ席が取れず、

    ビシュケクからオシュへ飛び、そこから陸路でドストリク国境を越え、

    アンディジャンから タクシーでタシケントへ帰ってくるつもりだった。

    私ひとりで。


    もうウズベク3年目だし コミュニケーションも何とかなる、

    キルギスも2回目だし、陸路での国境越えも カザフで経験済みだし、

    フェルガナ~タシケントの車移動はお手の物だし、

    大丈夫、心配なく行ける、と判断した。

    米どころのオシュも見られるし、ちょうどいいと思っていた。


    しかし、キルギスへ出発する当日になって、

    ウズベクとの陸路国境は封鎖される可能性大、との情報が入った。

    オシュ~アンディジャンの一帯は

    ウズベキスタン・イスラム運動の活動拠点になっていたことがあったりして

    独立記念日が近くなると、ピリピリするのだ。


    まずい、帰って来られない~。

    私は帰国翌日 どうしても休めない仕事があったので

    必ずやその日にタシケントに帰って来なくてはならないのに。

    慌てて便を探すと、夏のシーズン真っ盛りのためか

    以前はなかった ビシュケク~タシケントのフライトが増便されていた。

    奇跡!トランクを抱えて ダッシュでアビアカッサに駆け込み 昼休みをせかしながら発券。

    集合時間に遅れつつも、なんとか 帰りのチケットを持ってタシケントを出ることができた。


    旅の終わりは予定通り、みんなを見送り、一人で ビシュケクに延泊1泊して

    素敵なカフェでランチしたり、ゆっくり カワイイ物探しをしたり、
    ビシュケクのおしゃれカフェ
    公園で おっさんの卓球を見たり、仕事終わりの日本男子にステーキをおごってもらったり。


    翌日 すんなりタシケント空港に着き、いつもと違うゲートで 超スピーディーに入国。

    非常に快適に 帰ってきてしまった。

    オシュ・・・惜しかったなぁ。

    タシケントみそや VS ビシュケクふる里

    今、在タシケント日本人にブームになりつつあるという みそや

    タシケントダンディーズから 追加情報を頂いた。


    カツ丼が つゆだくだく のため、つゆ少なめ でオーダーし続けていたところ、
    みそやのかつ丼
    つゆが雀の涙ほどのカツ丼が出てくることもあったようだ。

    それなら ソースかつ丼の方がいいよね。

    今後は つゆの量は 自分の好みを伝えると良さそう。


    さらに、うどんは関東風真っ黒出汁ながら割とイケており、

    キムチカツ丼もまぁまぁ という報告、

    牛丼はオススメできない という報告が来ている。


    キルギスのビシュケクには、

    日本人が厨房に立つ 日本料理屋が 私の知る限り2軒もある。

    不思議なスシバーばっかり増えているタシケントからすると 羨ましい限りだ。

    たとえ韓国資本でも、家庭的な日本料理を出してくれる店は、

    みんなで 注文を付けアドバイスをして 美味しく育てていけるといい。


    そのキルギスの ふる里

    在留邦人はもちろん、キルギス人にも 在留欧米人にも 絶大な人気。

    カザフスタン・アルマトィの かぶと と並ぶ、CISの中の日本人のオアシスである。


    店員さんは、しっかり日本式サービスを叩きこまれており

    お手洗いも それは きれい。

    肝心のお料理は、ボリューミーで ほっとする味。

    わずか4泊のビシュケクで どんだけ通ってるの、という怒涛のメニューをご覧あれ。

    ふる里
    CISで食べられるレベルとしては タシケントを上回る 素晴らしいステーキ。

    酒呑みにはたまらない 厚揚げ豆腐 納豆がけ、
    ふる里 つまみ
    羽つき焼き餃子。

    手作り納豆がつく コロッケ定食。
    ふる里 ご飯
    さば寿司。

    おかず系は しょうが焼きや
    ふる里 おかず
    アイワ(ししゃも)のフライなど。

    ヘルシー系は お野菜のお好み焼き風や
    ふる里 ヘルシー系おかず
    青菜炒め。

    麺は 鴨南蛮に
    ふる里 麵
    坦々麺!


    よくぞここまで このお値段でやれるなー、とうなっちゃう充実のメニュー。

    日本からの旅行者の 疲れた胃袋には もちろん嬉しいだろうが、

    ウズベクから来た日本人なら、泣いて喜ぶお店だ。


    在キルギス日本大使館やJICA事務所に程近いボコンバエフ通り132にある。

    平日は嬉しい通し営業 11:30-21:30LO 土曜17:00-21:30LO 日休 

    +996-554-400-633 予約可 日本語可


    ちなみに もう一軒は 咲顔えがお
    えがお
    残念ながら 行こうとした日がお休みで試せなかったが

    カレーや肉じゃがが食べられる模様。

    ビシュケク立地的には旅行者には ここの方が便利。


    このところお金のない日本のテレビ局は、

    世界各地(とくに辺境)で生きている日本人を訪ねていく番組を 各局がそれぞれ持っている。

    タレントが訪ねる場合もあるが、

    ディレクターが訪ねていって撮った映像を スタジオでタレントがヤイヤイ見るだけのものも。

    本当にネタもお金もないんだなぁと思うが、

    世界の日本食堂を紹介するシリーズもある。

    こういうのを見て、タシケントに開業してくれる日本人がいるといいなー。

    キルギス・アゲイン ~カラコルへ

    CIS諸国といえば、直行便の少なさと VISAと レギストラーツィア(滞在証明)が

    旅行のネックだ。

    だが、カザフスタンは 15日以内の滞在に限り

    今年の7/15から1年間 試験的に日本など先進国に対して VISAを免除することにした。

    ウズベクも、VISAか レギストラーツィアの緩和を試みてくれると、

    もっと観光が振興するのに。


    その点 キルギスは、VISA不要。2ヶ月以内の滞在はレギストラーツィアも不要。

    エアーチケットさえ取れれば すぐ行くことができる、 ウズベクから最も近い外国。

    在ウズ邦人にとっては 格好の避暑地だ。


    初年は ベーシックに ビシュケク~チョン・ケミン~イシククル・チョルポン アタ を巡ったが、

    3年目は その時行けなかった場所を周る。


    まずは、ビシュケクの西バスターミナルから キルギスの東端 カラコルまで、

    ひたすら横断する。

    タクシーで 7時間は覚悟しなくてはならない所を、

    ぶっ飛ばすドライバーにあたり 驚異の5時間 で到着した。


    カラコルは、天山山脈 ハンテングリ登山のベース。

    ザックを背負った欧米人の姿も目に付く。


    山の向こうは中国、ウイグル自治区やタクラマカン砂漠へと続く。

    ドゥンガン系(中華系ムスリム)が多く入ってきた地域のため

    お寺のような 独特のモスクが建てられた。
    カラコルドゥンガンモスク
    釘を使っていないそうで、築100年。

    老朽化のためか 建て替えたい模様で

    門の脇に寄進箱を設置している。
    カラコル ドゥンガン
    だがモスクの完成予想図が まったくイマドキ。

    ドゥンガンらしい この屋根の反りかえったシノワズリなモスクに こだわっていてほしい。


    白樺で建てられた ロシア正教会も 築100年以上。
    カラコル三位一体教会

    古いものが似合う街だ。


    アンティークショップには

    モスクワオリンピックグッズやチェブラーシカ、
    カラコルアンティーク
    古い古い フェリクスMの計算機などが所狭しと並んでいた。

    ソチ前、モスクワ五輪のミーシャグッズは ずいぶん高騰したらしい。

    ロシアで買うと高いが、CISではガラクタ価格。

    コレクターには CIS地方めぐりを オススメする。


    さまざまな民族が定着した様子のカラコルは、

    バザールはドゥンガン色が強く

    ラグマンと寒天の冷やし中華 アシュランフーの食堂が目立つ。
    カラコル アシュランフー

    バザールの食堂のアシュランフーと
    カラコル食
    食後のチャイ。 必ず ミルクティー。


    街には青い目や金髪の人も沢山暮らしている。

    素敵なカフェや 美味しいパン屋さんもある。


    タタール料理レストランもあり、

    このお好み焼きのような バインセオのような野菜卵巻きは
    カラコル タタール料理
    人気メニューだという。


    宿は Green Yard。

    その名の通り、見事な緑の庭が広がっていた。
    カラコルのホテルグリンヤルド庭
    WIFIフリーの 非常に清潔で快適なペンション風のホテルで、

    40ドル/泊。 オーナーは英語もできる。

    住所:14 Novostroika st. Karakol 電話番号:+996392243228


    国境近くの端っこの「町」、というイメージだったのに

    思ったより断然 「イケてる街」 だったカラコル。

    翌朝、カラコルのバザールからタクシーを ふんづかまえて

    いよいよ本物の田舎 「村」へ向かう。

    キルギス・アゲイン ~タスマ村のフェルト

    カラコルからタクシーで 1時間も乗るだろうか、というあたりに

    Tasma タスマ という村がある。


    5月に テレビ朝日系「世界の村で発見!こんなところに日本人」でも

    紹介されたばかりのこの村は、

    JICAが支援する一村一品運動を通じて クリスマス時期には無印良品にも商品が並ぶ

    フェルト製品の産地として 日本でも知っている人がいると思う。
    タスマ フェルト羊

    ぬいぐるみの世界観そのままの こんな
    タスマ動物
    こんな のどかな村の中に
    タスマ動物2

    タスマのフェルトグループ AKSHOOLAの工房はある。
    タスマ フェルト工房

    エジェ(キルギス語の 姐さん=おばちゃん)達はのっぱらでも作業。
    タスマフェルト
    手作業で フェルトのゴミを取ったりもするが、

    羊の刈った毛を洗ったり 煮たり 染めたりするので 設備もいろいろ必要。
    タスマフェルト1タスマフェルト2
    最近入ったばかりの洗濯機は大活躍だという。

    布団の打ち直しのように、叩いてフワフワにしたり ローラーで延ばしたりして紡ぎ、        
    タスマフェルト4
    ナチュラルかつカワイイ色に染めあげたら、
    タスマフェルト3
    しっかり 型にはめながら成形して

    ぬいぐるみや 携帯ケースや バッグなどを作っていく。

    なかでも、キルギスの くるくるだい という鳥の特徴的な巣↓
    タスマフェルト 鳥の巣バッグ
    を模したバッグが 看板商品↓。
    一村一品

    一村一品のアンテナショップは 首都ビシュケクのアラ・トー広場と カラコルにあり、

    その他ホテルやショッピングセンターのお土産コーナーにも

    スペースを得ていて、外国人に人気。

    フェルトの他、ジャーキーやハチミツも素晴らしい味なので ぜひともゲットして頂きたい。


    そして、一村一品の もう一つの主力商品が せっけん。

    私達が去年の夏タスマを訪れたのは、このせっけん作りを支援している

    JICA協力隊員さんに会いに行くため。

    同じCIS在住と言えど こんなに違うのか、という

    穏やかで厳しい暮らしがそこにはあった。

    キルギス・アゲイン ~タスマ村の暮らし

    タスマ村のメインストリートは こんな感じ。
    タスマ 目抜き通り
    いちばんの、いちばんの 目抜き通りです。

    右脇に、萬屋さんがあります。

    すれ違うのは、徒歩か 馬か 馬車。
    タスマ 激走
    乗せてもらうと 世界がぶれて見えるほどガタガタ揺れて自然と笑みがこぼれてしまう。

    少し丘を登ると この景色。
    タスマ 絶景
    高原の花々は可憐で
    タスマ動物3
    馬は神々しい。


    うつくしい。

    うつくしい。

    うつくしいけれど、これは真夏の風景。 8月で すでに寒い。

    冬は-20度ほどにもなるという。

    タシケントも 数日なら そのくらいは行くが、ここは冬の間中ずっとだ。

    うつくしいけれど、さぞや きびしいことだろう。

    寒い冬、村にひとつのサウナ モンチョで
    タスマ モンチョ
    みんなで楽しく暖をとるそうだ。


    せっけん支援をしているJICA隊員さんは、

    こんな ザ・スローライフでホームステイをしている。

    この日は私達もお世話になった。


    お家のインテリアは、キルギスらしいユルタの魔除けの模様がいっぱい。
    タスマキルギスアート

    4歳の女の子のご馳走は りんご。夢中でかぶりつく。
    タスマホームステイ
    しょっちゅう 停電 停ガスするので、

    お料理は 外のキッチンと 中のキッチンを 使い分けながら

    お母さんは こんなきれいな おいしいご飯を作ってくれた。
    タスマご飯
    手作りパン バター 茄子トマトサラダ ラタトゥイユご飯 ピリ辛ペースト添え

    このご飯の抜き型は、なんと スプライトのペットボトルの底↑。

    お客様やお子ちゃまに、真似してみたいテクだ。


    ここのお母さんは、4歳の他にもお姉ちゃんと乳飲み子を育てつつ

    旦那さんと親戚の若い子たちのご飯も面倒見て

    日本人女子をホームステイさせて、

    停電したり 水が豊富でない環境で

    パンから何から三食作って、工夫しながら 掃除 洗濯、

    せっけん作りも やっている。

    毎日全力でクタクタだろうに

    そんな暮らしの中で、ご飯をあんなふうにカワイく盛ってくれる心の余裕、女子力。

    感服。

    キルギス・アゲイン ~タスマ村のせっけん

    ホームステイ先のお母さんも参加している せっけんグループ ブグエネは

    フェルト工房と隣同士。

    その辺に生えている薬草やハーブを集めて
    タスマ ブグエネ材料の薬草

    乾燥させ
    タスマ ブグエネ材料

    水と合わせて100度ほどに熱くなった苛性ソーダを冷まし

    45度に熱した 綿花油とひまわり油を加えて

    1時間ひたすらシェイクシェイク。最近は道具を発明し効率6倍だそう。型に入れて2日固める。
    タスマ ブグエネ

    小さくカットし1ヶ月熟成させる。形を整えて出来上がり。
    タスマ ブグエネ石鹸

    ハーブの他にも、杏や シーバクソン等の実ものや、

    カモミールなどの花から油分を精製したり、

    プロポリスやコーヒー、ヤギミルクなどの

    ナチュラルな材料で作られた せっけんとクリームは

    スーっとするエッセンスオイルの香りがついていて甘くない所が良い。

    髪からつま先まで、赤ちゃんの肌にも使うことができる。


    もう一つ、薬草を燃した灰を煮立てて天然アルカリをとりだし

    動物の脂と混ぜて作った キルギス古来のせっけん シャカルの技術も伝承。
    タスマ ブグエネ仕分け
    伝説のナチュラルせっけんとして 復活させている。
    タスマ ブグエネ幻の石鹸
    完全無添加でアレルギーの人にも良いそうだ。


    朝、家事を終えたエジェ達が集まり仕事開始。

    お昼はみんなでランチ。
    タスマ ブグエネのランチ
    いろんな話をしながら 時間を過ごすエジェ達。

    これは、単に村おこしというだけでなく、

    女性の自立と 家庭からの解放を促す取り組みなのだそうである。

    エジェ達は時には出張もし、製作から営業 販売 接客まで 一貫して担い、

    売り上げを管理して 生産計画を立て、設備投資や利益分配をする。

    自信、安定、助け合い、地域とのつながり、

    そういうものを育てるお手伝いが JICA隊員さんの活動だ。

    やりがいも涙も、とっても濃密なキルギスの2年間だったはず。


    私がウズベクに及ぼしたことって何かあるかな。

    何のためにウズベクにいたかな。

    考えさせられるタスマの1日だった。
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して3年
    経ちますので
    情報はどんどん
    劣化していきます。
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