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    ウズベキスタンの日本桜

    ウズベクの人たちは、実が生る木が大好きだから

    だいたいの家に 杏か アーモンドか チェリー の木が植わっている。

    杏やアーモンドの花は ほとんど桜と 見分けがつかない。

    そんな訳で、3月後半から今は

    どこを向いても 街中が 桜に見えて、心が浮き立つ。

    でもやっぱり お花見といったら 本物の日本桜で したい。


    毎年お彼岸時期に訪れる 日本人墓地の桜は

    昨年は 冬が寒かったせいで まだ咲いていなかったけれど

    今年は見事に満開。

    木はまだ小ぶりながら、雨にしっとりと咲く姿が美しかった。


    日本庭園の桜は

    池に沿って、なんちゃって千鳥が淵のようになる。
    日本庭園の桜

    3月最後の週末では 庭園内は ほぼ終わりかけで

    庭園前の 日本人抑留者碑の前が 最後の見ごろを迎えていた。
    ウズベキスタンの桜


    日本の桜は、日本大使館にもある。

    表側は ソメイヨシノ。

    裏側の庭には 八重桜や 枝垂桜もある。

    残念ながら ここは写真を撮ってはいけないのだけれど、

    日本庭園や墓地の桜に比べて大きく、それは見事な咲きっぷりなので、

    この時期は あの裏庭でお花見させてほしいなぁと思う。

    でも お昼休みに前を通っても、大使館員は誰もお花見していない。

    もったいないのぅ。

    優雅な昼下がり

    3月最終週になって ようやく春らしいお天気が続いたので

    ウズベクのチェリーが見えるレストランで 葉桜花見の女子会を催した。


    場所は、旧市街に近い Shedevr Garden。

    園内を 滝と小川が流れる 庭が自慢のレストランだ。
    Shedevr Garden3
     ↑ 右端の小屋には リスとインコが たくさん飼われている。

    一組ずつ 専用テラスで食事ができる。
    Shedevr Garden 4

    庭は ウズベクチェリーが いっぱい。夜はライトアップされる模様。
    Shedevr garden1

    ウズベクチェリーは 基本的に 白い。実は アメリカンチェリーのような。
    Shedevr Garden2

    裏ではスタッフが ちょうどナウルーズのスマラクを 練り練りしているところだった。
    Shedevr navruz

    ナウルーズをお祝いすべく ちょうど生演奏もあって

    お客ではなく スタッフが ノリノリで踊ったり 写真を撮ったりして 浮かれていた。


    とにかくお天気さえよければ、とても気持ちのいい空間だ。

    私達は女子6人で4時間おしゃべり しっぱなし。

    デザートが頼めないほど お腹いっぱいになって

    ひとり 40000ソム(1,500円)しないくらいだった。

    まぁまぁ高いけど、でもこの気持ちよさは たまになら いいかも。


    肝心のお料理は、高級レストランにありがちな

    ウズベク~トルコ~ヨーロッパ料理 という ひとくくりにできない

    この国特有のメニューで、全部が全部 美味しいというわけではない。

    それでも アクローシカ(ロシアの夏の冷製スープ)や ドルマ(挽肉のブドウの葉包み)

    シャシリクは なかなか美味しかった。

    お料理より 雰囲気を楽しむお店だと思えば良い。


    週末や夜は 予約がベターだが、昼ならブラリと来てもOKとのこと。

    寒いときは テラスにガラスの扉をつけるか、庭の見える室内棟もあるので 心配はない。


    行き方は、チョルスー近くのサッカー場 JARスタジアムの先を

    マンホン ウイグル通りの ククチャ・メチット(青屋根の白いモスク)まで 直進、

    右手にモスクを通り過ぎたら、すぐ左折。

    細いマハラの道に入る。

    そこからは レストランこちら← の矢印が出ているので 迷わない。

    これからの時期は 結婚式利用が増えると思われる。

    ℡ 311-1001

    付け帯 完成です!

    だいぶ前に オーダーしたっきり忘れていた

    スザニの付け帯が ようやく完成した。


    角出しに結べる 付け帯で、

    スザニ(刺繍)と アドラス(絣)の リバーシブルにした。

    て だけを 裏返せば、微妙にニュアンスの違いも出せる。
    スザニつけ帯 表スザニつけ帯 裏

    作り方は、AKA+Hデザイナーさんのサイトを 参考に

    マイサイズを計算して デザインした。
    スザニつけ帯 仕組み

    ちなみに帯芯は、この国で手に入るものを お太鼓部分だけに 入れている。


    まず 胴部分を 二重に巻き、ひもで固定。


    次に お太鼓についた細いひも同士を結ぶと、

    三角形に折れて 名古屋帯の様になるので、

    その三角の部分に 枕を当てて帯揚げを結び、

    御太鼓か 角出しか 好きな位置で仮ひもを入れ、

    半分に折られた部分を て として 通して、

    帯〆をしめる。


    まぁ なんてなんて 簡単なんでしょう!

    正直に言うと、昔は 付け帯を 大変バカにしていて

    ダサい、と思っていた。

    帯を切ってしまうのも もったいない。

    しかし、もうそろそろ浴衣で良いかな、というくらい暑いこの国では

    帯締めるのも 一苦労だ。

    布は一枚だって少ない方がいい。

    おまけにスザニは結構高いし、何mもないので、

    どうせ切ったり貼ったりする。

    それならば とことんラクな帯があっても良いじゃないか、という気になった。


    説明や 計算は いまや 思い出せないくらい面倒だったけど、

    出来栄えは かなり満足。

    でも作ってもらった縫い子さん達は、引き渡しの最後の最後まで

    ずっと 完成図が ????? だった。

    今度 締めたところを見せに行ってあげようっと。

    ドパルデューはロシア語が好きなの?

    久しぶりに ウズベク版MTVの TVM (安直過ぎるネーミングだ)を

    料理のBGMにつけていたら、

    何だか ちょい昔のテイストのシャンソンみたいなのが流れてきた。


    …あ、グリちゃん 新曲出したんだ。


    前回の、ブハラの世界遺産を爽快に駆け抜けるPVとは うってかわって、

    レコーディング風景をそのまま モノクロのPVにしていて、かなり地味だ。

    そして、ロシア語の つぶやく様なボーカルの 合間に、

    もっさりした おっさんの フランス語の詩が 挟み込まれる。


    なかなか良い声だなぁと 砂嵐に近い映りのテレビを凝視したら、

    画面の中にいたのは

    グリちゃんこと Googoosha と なんとなんと ジェラール・ドパルデューだった。


    確かこの冬は、節税対策で ロシア国籍を取ったとかで 話題を振りまいていたが、

    私が日本に帰っている間に、

    グリちゃんと コラボまでしてたとは!

    いやぁ、商魂たくましい。

     GOOGOOSHA feat. Gerard Depardieu の PVは コチラ

    今年に入ってからも 彼女は暴君の娘として アメリカのメディアから叩かれっぱなし。

    一体 どういう方向に行きたいんだろう。

    お年は不惑ですが、感覚はジャイアン。美しいジャイアン。さまよえるジャイアン。

    いちまい にまい

    日本で行く美容室の近くのセレクトショップ QUICO とか、

    旅先のインテリア雑貨 骨董店とか、

    去年の夏と冬に たまたま訪れた日本のあちこちで

    ウズベキスタンのスザニ が 売られているのを見た。


    大概は、チョルスーの土産物屋にある様な

    さくらももこチックな オールド スザニで、

    赤地に 黒を効かせた太陽の模様だったり、

    黄地に 赤と黒を効かせた 大柄で派手なタイプだ。

    ↓ こういうテイスト
    ウズベクスキースザニ 大柄

    ウズベクの家には似合うかもしれないけど、日本の家にはちょっとね…ということで

    こちらに住んでいる日本人に人気があるのは、

    こういうエスニックなテイストではなく、

    もう少しパステル調の 白地に 花模様 とか ザクロ模様なので、

    日本で このビビッドなスザニを見ると、

    あまりにもウズベクらしくて びっくりする。

    チラリと視界に入った途端「あ、なんか懐かしい、知ってる!」と思って 振り返る。

    そして値段を見て 二度びっくり。

    80,000円 とか 付いてるんですけど…

    物流費を考えると そうなっちゃうのかもしれないけど、

    それじゃ一生 売れないと思う。


    今まで私は、こういう 刺繍の手技が光る スザニに魅かれて
    スザニの技

    こういうのとか
    マイスザニ

    こういうのとか
    スザニ(アルク城) (263x350)

    こういうのとか
    ブハラ スザニ (350x263)

    に 目が行っていたけれど

    ザ・ウズベク! みたいな 派手なタイプも 買っておこうかな、という気になった。

    いやいや しかし、壁の数は限られている。

    どう飾るのか、私よ。

    買うべきか 買わざるべきか、そは女性の永遠のクエスチョンなり。

    ケンタ的な

    断っておくが、私のカテゴリーの「おいしい♪」は

    「食べ物やお店」紹介を意味している。

    ここに載っているものが

    必ずしも美味しいわけではないことは ご承知置きを。


    さて、思えば 私は、あまり日本生活を恋しがらないタイプの人間であるようだ。

    コンビニといえば 空港バスのチケットを買うくらいしか用がなく

    スタバのコーヒーは滅多に飲まないし、

    ラーメンも ファーストフードも 年に一遍 食べたくなるくらい。

    出来合いの総菜にも 冷凍食品にも ○○の素や △△のつゆにも 縁のない生活だったので、

    こちらの バザールや 完全自炊中心の暮らしも 別にたいして困らない。

    もちろん あきらめているものや あったらいいなと思うものは沢山あるけれど、

    カザフにファミリーマートができたと聞いて、ウズにも欲しい~と嘆く人や

    スタバとケンタッキーが タシケントにできる というデマに踊らされた人を見ると

    ふ~ん、要る? と思っていた。

    日本で行かなかったんだから、ここに出来たって 私は 行かないだろう。


    でも、年1回の なんかどうしてもファーストフードが食べたい日 は

    ウズにいても やってくる。

    別に、マックが食べたいとか、モスじゃなきゃいやだ、とか

    そんな風には思わないので、ウズので良いんだけど

    食べてみると やはり 日本の品質はすごいと思わざるを得ない。

    それは イタリアで当時初出店のマックを食べた時も、

    グアムで食べた時も、思ったことだった。


    2011年は チャンピオンフライドチキンを試し

    2012年は、多分 食べなかったと思う。

    そして、昨年から気になっていた カワイイ鳥マークの KeFFi。

    日本から帰ってみると 市内に看板が目立つようになっており、

    急に 食べる気になった。
    KeFFi1.jpg

    鳥マークの通り チキンとチキンバーガーの店。

    メニューには、ハンバーガー・ポテト・コーラのセットも 単品もある。

    宅配もやっているようだ。


    店員は とても愛想がよく、オーダーから10分待ってね、と言われ

    綺麗な店内で待っていると、

    これ食べて待っててね、と ソフトクリームを サービスしてくれた。

    聞いてみたら、トルコ資本でも韓国資本でもなく、ウズ資本だという。

    ウズにも「サービス」が できてきたかも。


    「クラシック」は鶏挽肉のパテのハンバーガー、まずい。
    KeFFi 2

    「ジンガー」は クリスピーチキンを挟んだハンバーガー。
    KeFFi3.jpg
    これは比較的イケている。

    付け合わせのポテトは、「ドメスティック」が モス風で2500ソム(100円)とお安く

    そうでない方は、細長い マック風で 倍くらいしていた。


    クラシックは まずくて全部は食べきれず、

    翌日かぶりついてみたら、バンズが驚くほど固くなっていた。

    日本のバンズは、よく15分で 捨てちゃう、と言われるけど

    あのフワフワは15分しか持たないんだなぁ。


    タシケントのファーストフードは今、BIG BURGER が席巻中で、

    かなりマックっぽくて、かなり高いとのこと。

    しかし私としては、ウチの近くに Mac House というのが出来ていて、それも気になる。

    カザフの謎を ウズベクで解く

    以前 カザフスタンのアルマティで見つけたフラスク

    土産物 フラスク
    君 なんでこれしか買ってこなかった?


    元ネタがあるはずだと記事に書いたところ、

    見つけたよ、とお土産をもらった。
    元ネタ
    君 志願兵に登録は済んだか?

    他にも、ソ連時代のプロパガンダポスターを コースターにしたものだった。
    元ネタシリーズ

    一番手前の НЕТ! (=No!)は かなり有名な

    禁酒奨励のポスターだ。

    やはりパロディで、ДА!(=Yes!)と喜んで酒を注いでもらっている土産物がある。


    あとは、

     警戒こそが我々の武器

     大人になったら(僕らも飛行機乗りになるぞ)

     電話でペラペラしゃべるな、スパイが拾うぞ

     いかに働いたかが 自分に還ってくる


    似たようなものは フェルガナの博物館でも観た。

    君!
    君 前線のために何をする?

    助けて!
    赤軍の兵隊さん (ナチスから)助けて!


    こんな時代に生まれなくて良かった。

    マルチなPAYNET屋で証明写真を撮るの巻

    ウズベク滞在も丸2年を迎え、今はいろいろな書類の更新時期。

    証明写真を撮りに出かけた。


    去年は、トルクメニスタンでのレギストラーツィアに必要とかで、

    トルクメのメガモールで一昨年撮っておいた 証明写真を使った。

    ものすごい若い男の子が、立派なデジタル一眼で バシッと撮ってくれ、

    ちゃちゃちゃっと修正して 印画紙に カラーインクジェットプリンタで印刷したもの。

    何だか のっぺらりんとした、嘘っぽい顔をしている。


    今年は同じ写真を出すわけにいかないので、

    ウズでは 初の証明写真だ。


    ウズベクには、PAYNET というシステムがあって、

    携帯電話の料金は 自分の電話番号を入力して そこに好きな金額を入れるプリペイド方式。

    PAYNETの機械(ろっぴぃのようなもの)で入金すると、設置した店によって

    3~5、ひどいところは10%の手数料が引かれる。

    しかし、機械ではなく 窓口に人がいて

    その人に電話番号を口頭で伝えて パソコンに入力してもらうタイプの

    PAYNETは手数料が無料なので、私は 少し待たされても ここで払う。

    ふつうは逆だろうと思うのだが、こちらはお機械様に働いて頂く方が

    人件費より お高いのかもしれない。

    PAYNETは 携帯の他、インターネットプロバイダ代や ガス代、電気代の支払いにも使える。


    その 人力PAYNET屋さんは、8畳もないくらいの事務所に

    机とパソコンを6~7台置き、インターネットカフェ(コーヒーは無い)もやっていて、

    常時数人が、10分だか15分 いくらで ネットを見ている。

    証明写真2

    そこに つかつかっと ものすごい金髪碧眼の美人がやってきて、

    自分の電話番号を はばかることなく公言して 投げるようにお金を置いて

    またさっさと出て行ってしまったりするのである。

    危険なことは無いのか と思うが、誰も人の電話番号なんか 聞いちゃいないようだ。


    そして、その人力PAYNET屋さんの表に、フォト と 張り紙がしてあるのである。

    証明写真を撮りたいと告げると、窓口のおじさんは

    「写真撮りに来たよ、カメラ持ってきて」とどこかに電話をし、

    5分お待ちなさいね、といった。

    専用カメラマンがいるのかと思ったら、いつものカメラが壊れてしまっているらしかった。


    よくよく見てみると、おじさんの机の奥の壁には、白い布が張ってある。

    ここが、背景ってこと?

    面白くなって マイ・デジカメを出したら

    おじさんが、それで撮っちゃる、と言い出した。

    …え?あたしのデジカメで証明写真 撮るの?

     面白いな~、ウズベキスタン。


    白い布の前に座らされて、そのおじさんが バシッと撮って

    証明写真

    パソコンに取り込んで ものすごいスピードで修正を始めた。

    顔のトーンを明るくし、あとは背景の白い布についたシミや影を消していた。

    私のシミは、見逃された。

    …ちっ。


    やはり、カラーインクジェットプリンタ(EPSON Claria)で

    印刷するところで、カメラを持ったおじさんが お待たせっ と駆けこんできた。

    あぁ、もうすんだよ、サンキュサンキュ~、と冷たいおじさん。

    …こっちのおじさんも、おじさんだ。

     もとい、同じ顔だ。

     あなた達、ハサンとフサン?と聞いたら にっこり笑ってうなずいた。


    お代は 4×3㎝ 6枚で 3000ソム(120円)。

    何故だか わからないけれど、昨日ここで証明写真を撮ったという男子の半額だった。

    デジカメが 私のだったから?かな?

    それとも私が おじさんの名前を当てたから?


    前々から噂に聞いていた、

    私服で行っても、首から下をスーツにすげ替えて合成してくれるし、

    肌色修正はもちろん、シミや クマ、くすみも とってくれる、というのは

    写真館のサービスで、この何でもPAYNET屋さんでは

    割りとナチュラルに仕上がった。

    タシケントの空の下 江南スタイルは流れる

    初めて ♪江南スタイルを紹介したのは

    去年の秋のことだった。


    この 韓国発 世界大席巻の歌は

    瞬く間にウズベキスタンにも広まり、

    すれ違う車の中や、近所の子供たちの携帯からも

    しょっちゅう漏れ聞こえてくるし

    レストランの生演奏にすら取り入れられている。


    これを聞いて 笑顔にならない人は無い。

    あ、これ知ってる!と 皆 笑いながら踊る。


    クラスメイトの誕生日に、サプライズビデオを作って上映する、という

    ウズ大学生の定番プレゼントを たまたま見せてもらった時も

    クラス全員で 江南スタイルを 大真面目に 踊ったものを収録していた。


    そして先日、ディスコティックパーティーに行った時も

    その日一番の盛り上がりを見せたのは やはり 江南スタイル が かかった時。

    ウズベク人はもちろん、欧米韓国東南アジア…、

    ありとあらゆる国籍の人間が ひとつになって 乗馬ダンスを楽しんだ。
    ディスコティック


    でもあのダンス、

    右左右右、左右左左、という変則ステップの連続のため

    お酒を飲んで踊ると 実はけっこう難しい。

    しかもかなりハードなので、イギリスでは 中年男性が死ぬ事故があった。

    江南スタイルを踊る時には気をつけろ、そんなニュースを見たけれど

    ま、疲れただけで無事帰ってきた。


    初めてウズベクに来た頃は、市場が世界に開かれているイメージがなかったので

    レディーガガが かかっただけで ずいぶん驚いたけれど

    日本にいる皆さん、

    ウズベクはかなりグローバルに音楽を聞ける国です。

    アメリカやユーロはもちろん、ロシアもトルコもイランもインドも、

    もちろんウズベクも 日常的に聞いている人たちです。

    日本が好きな人は、もちろんAKB48とか

    何だか私が認識できないような最新の歌を youtubeで聞いています。

    世界から取り残された秘境の様に思っている 我が親戚の皆さん、

    ウズはちゃんと ついてってますよ~。

    WANTED!

    先日、近所のお兄ちゃんに こんな注意を受けた。

    このところ ガスや電気の集金を装った強盗殺人が多発しているから

    ピンポンが鳴っても 絶対に開けてはいけないよ、と。


    …え~、でもそれじゃ どうやってお金を払えばいいんだろう。

    しかし、考えてみれば 私はもう

    ガスも電気も水道も 集金人の顔は覚えている。

    窓から そ~っと覗けばいいや。

    気をつけなくちゃ。


    と思った まさに その日の夕方、

    大使館から、同じニュースについての注意喚起のメールが

    手配書付きで 送られてきた。

    おぉ、かなり タイムリーな対応ではないか、大使館さん。


    ウズベキスタン在住の邦人の皆さんは すでに ご存知のこの手配書。
    手配書 (251x350)

    似顔絵は なかなかの出来だと思う。

    男の方は、右目が白内障らしく濁っているという特徴があるので

    すぐ捕まるのではないか。


    しかし、問題は おばちゃんだ。

    かなり典型的な ウズベチカ顔。

    この手の顔はウズベクには ごまんといる。

    ウチの大家夫人にも そっくりだ。

    なかなか捕まらないかもしれない。


    この記事を書くにあたり、手配書をPCに取り込んだところ

    パソコンからも聞かれた。
    手配書 だれ

    ね、気になるのは やっぱ こっちのおばちゃん なのよね。


    それにしても大使館さん、手配書の 日本語訳を付けてくれたのは

    ありがたいのだけど、肝心なところが抜けています。

    一番下に小さく書いてあるのは

    報奨金 500万ソム(20万円!) の文字。

    これは かなりの大金じゃないの!

    ウズベクの皆さん、早く捕まえるんだ !!
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
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