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    そういえば

    能の反応ですけども、

    会場は、立ち見まで出る大入り満員、定員150%という混みっぷりだった。


    羽衣が 始まると、

    隣にいた ウズベク人夫婦は

    旦那が 奥さんに いまこれどういうシーン?と 聞いては

    奥さんが 娘から パンフを奪って 読んで聞かせるため

    始終 話している。

    話してない時は あくび連発。

    太鼓や鼓が鳴ると、それに合わせ足でリズムを取るので

    イスが ぎしぎし 揺れる。

    その人だけじゃなく、皆こんな感じ。

    とにかく会場は、ざわつきっぱなし。

    ただでさえ 分からない 室町語が、ほとんど聞き取れない。


    ・・・・・・・・・もう、うるさいんだよっ!

    っと、喉まで出かかったけど

    必死でこらえる。

    だって、日本人でも わかんないものを、ウズ人が 嬉々として見てる方が ヘンだもの。

    だいたい、オペラでもバレエでも、こんな調子だもの。

    仕方ない。


    ところが、あくびの音はあちこちでするくせに、

    見渡すと 寝ている人はいない。

    寝るには ざわざわしすぎているからか。


    そうして、羽衣が終了。

    と、拍手するタイミングを今か今かと見計らっていた 隣のあくびウズ人が、

    パチパチパチ!ブラボ~!!!

    と 抜かしたではないか。

    嘘つけ~!と 顔を まじまじ見て 言ってしまった。

    あくびし通しだったじゃないか!

    全く調子が良い。でもシラ~っとされるより、ずっといい。

    いや、ある意味 眠いのが 良い 能 なんだから、これで良いのか…


    そうして、割れんばかりの拍手を送ったにもかかわらず、

    帰る人が ちらほら。


    続く 狂言・棒縛りは、さすが。

    笑いは 万国共通。

    かつ 純粋なウズベク人には ぴったり ヒット。

    設定はよくわからなくても、

    あっという間に縛られてしまう太郎冠者や

    なんとか酒を飲もうとするジェスチャー、

    そして最もシンプルで分かりやすい ハ~ハ~ハ~ハ~ハ~の笑い方で

    大爆笑を取っていた。


    で、ここで、さらに帰る人が出て、

    最後の 猩々は かなりの人が 座って見ることができた。


    全身 真っ赤な 猩々が 登場すると、

    会場は ちょっと びっくりした雰囲気に包まれた。

    あの真っ赤なロン毛は、かなり パンク だものね。

    日本のイメージに なかったんだと思う。

    え~、なんか、ロック~♪ カワイイ☆ 的な 反応を感じ取ったのは 私だけ?


    水面を滑るように舞う 猩々の 足の運びは

    絨毯敷きの舞台では難しいのだろうに

    とても軽やかで、かつ、酒飲みたい気分 最高潮に 楽しそうだった。


    ここで 帰る人は さらに出て、最終的には、客席の9割前後が 残った感じ。


    シルクロードらしい楽器で ウズ音楽を演奏する ソグディアナ楽団が、

    夜空のムコウ と ウズのお祝いの音楽を 立てつづけに披露した。

    その中に混じって 囃子の笛の先生が 競演。

    邦楽はマイナー、ウズ音楽はメジャーもメジャー。

    即興で合わせるのは 聞いてる方までドキドキしたけど、

    クライマックスから ラストが ピタッと合って、

    おぉシルクロードはつながってる~!と感動してしまった。


    最後まで 残って 見てくれた ウズ人には 好評だったようだ。

    本当に、笛の音と 謡いの迫力は 美しいなぁ~ もっともっと 聞いていたいなぁ~と

    思った ウズの空の下。


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    という 陶器の ミニ能面。
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    食べて ガリっとして 吐き出してみたら これ、だったら

    正直 気味悪いですけど。
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    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
    情報はどんどん
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