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    キルギス⑫ イシク・クル湖 ユルタの暮らし

    イシク・クル初日は、ユルタ(遊牧民のテント)に泊まることにした。
    ユルタ

    夏の間は、外貨稼ぎのために

    遊牧民が山から下りて来て 湖岸にユルタ村を作る。

    もちろん一族郎党、羊も連れてくる。

    子供たちは朝から晩まで、湖で泳ぎまくり

    羊たちは 湖岸の草を食み 湖水でのどを潤す。
    ユルタ村全景
    お客はユルタに泊め、羊はトレーラー、

    自分たちはトタンの掘っ立て小屋で暮らすのだ。

    昼間は、食堂も兼ねており

    タプチャンで キルギス料理や ドゥンガン(回族)料理を出す。

    売店や 飲み屋、なんとカラオケ屋もある。


    上の写真の女の子は 宿の娘さん グーリャヨム17歳。

    母国愛が強く ウズベク嫌いの 頭のいい子だった。

    遊牧民、とは言っても、しっかり教育を受けていて

    英語を流ちょうに操る。

    今は高校を卒業したばかりで、もう少し家の手伝いをしたら

    大学に行きたい、とのことだった。


    外国人から見て、キルギスはどう見えるのか、

    ウズベクとキルギスを比べてはどうか、など

    人の目をじっと見て 真剣に 問うてくる。

    ウズベクの陽気さ・なんくるないさ~気質とは まるで違う、

    思いつめたような 真面目さ が印象的だった。

    これだけ英語が話せれば、(もちろんロシア語も話せる)

    広い世界も見えている。

    21世紀に 遊牧している家に生まれた 自分の将来を

    あれこれ考えずにはいられないだろう。


    ユルタの天井は キルギスの国旗のモチーフになっている。
    ユルタ内部
    中は、場所によっては、絨毯を敷いて、クルパチャ(お蒲団)というところもあって、

    その方が風情は良いが

    私が泊まったここは、草の上に 直接ベッド、小さな鏡台、のみだった。

    湖岸だし、雨も多いから、その方が具合がいいのだろう。

    灯りは、ランタンかな、という予想に反して 裸電球。

    携帯の充電ができるソケットもある!

    ユルタ村内には 先ほど書いたとおり、食堂やカラオケ屋がある。

    つまり、冷蔵庫も電子レンジも、テレビもある。

    しかも電動機のドドドドいう音は聞こえないので、

    電線を引いている、ということなのだ。


    しかし、水回りは昔のままで、

    シャワーなどは当然なく、

    昔日本にもあった、下から押さえると チョロチョロと 貯め水が出る あれで

    顔を猫のように なぜるだけ。

    トイレは、真っ暗闇を 懐中電灯を借りて、

    湖岸の 公衆ぼっとん まで10分ほど歩いて行かねばならない。


    あこがれのユルタ泊だったけど、

    私はやっぱり都会っ子。一泊で充分だった…。
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    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
    情報はどんどん
    劣化していきます。
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