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    三寒四温っつーか

    昨日は、とても暖かい土曜日で、

    街中の人出も ものすごく多かった。

    ようやく春だ~とウキウキ。

    初もので、ゴブルグロム駅 名物の ソフトクリームを食べに行ったりした。


    のに!

    今日は、びっくりの 雪!

    しんしんと、どんどんと 積もってきてる。

    どういう3月なんでしょう、これは。


    今週水曜はもう ナウルーズ(春分の日)。

    こんなに 雪の多い冬も 珍しいが、

    かつて、こんな寒い中でのナウルーズは無かった、

    と地元のウズ人たちも首をひねる気候。


    もうそろそろ、家のガスを切りたいのになぁ。

    今年の冬は、本当にガスなしでは乗り切れなかった寒さ。

    おかげでガス栓は全開、ガス代は、毎月 目ん玉 飛び出ちゃうお高さだった。

    (家のガス代はガスメーター制)

    話に聞く、ガスメーター逆回し という裏稼業をするマスターに

    来てほしいわぁ と思っちゃった。

    しかし、外国人にもその存在が聞こえてくるってことは、

    ウズ人は みんな こういうメーター逆回しとか、袖の下作戦で

    公共料金の支払い額を 節約(というのか?)するのが 当たり前なのだろうな。

    それじゃ、インフラの仕組みって成り立たないじゃん。

    だからこそ、より本来の公共料金が値上がりしちゃうんじゃないのかしら。

    目の前の自分の利益しか見ないと、

    国庫とか、あるいは環境とか、いずれは地球規模で

    自分に マイナスが バ~ンと 返って来るんだぞ~~~。

    払わないのが悪いか、払えないほどの額にするのが悪いか、鶏と卵だけど

    このまま ほっとくのは、どう考えても国のためにならない。


    一方で、クバルチーラ(アパート)では 3月から さっさとガス切られてるお宅もあるみたい。

    お金払うから暖かくして~、という向きもあるだろう。

    自分でガス栓の調節させてもらえる自由があるのは、ありがたいこと。

    キルギス⑪ イシク・クル湖 チョルポン・アタ

    キルギスの別名、それは…

    中央アジアの スイス


    いや、ほんとなんです。

    実際 出会ったスイス人も太鼓判の、スイスなんですよ、みなさん。


    そのスイスっぷりがよく分かるのが、

    先述のチョン・ケミンの自然であり、
    チョン・ケミン 夕暮れ
    また イシク・クル湖の風景なのだ。


    イシク・クル とは キルギス語で 熱い 湖 という意味。

    (ウズベク語でも、イシクは 熱い、だ。

    だからナン屋さんには、イシク ナン =焼きたてナン と書いてある。)


    温かいのか、と思って入ると 足がつるほど冷たい。

    熱い、と呼ばれる所以は 海抜が世界で2番目に高い湖ながら

    不凍湖であるためだが、それは 塩湖で 凝固点が低いからなのだ。


    その、冷たいけど凍らない イシク・クル湖は

    ソビエト時代からの 由緒ある リゾート地。

    サナトリウム (日本では 結核病み のイメージ だけれど ロシア語では 単に保養所)が

    ボコスコ建っていて、今どきのホテルや ペンション風に改装したモノや

    民宿風のものまで、日本の海水浴場さながらの街並みになっている。


    バラクチ から1時間ほど 北岸側を走ると

    その中でも最大のリゾート地、チョルポン・アタにつく。

    だいたい、北岸の 真ん中辺だ。


    チョルポン・アタ とは チョルポンちゃんの パパ という意味。

    山に残った雪が 自殺したチョルポンちゃんの みつあみ姿の横顔に見えるので

    それを見ながら パパがさめざめと泣いた という 悲しい民話から来ている。


    ここの目玉は、そりゃもうなんといっても 湖水浴。

    琵琶湖の9倍ほど もあるという、桁外れの 大きさの 湖なので

    泳いでいる感覚は、まさに 海 。

    にもかかわらず、対岸に 天山山脈が バーン!!!とひろがっている。

    対岸のある 海 。

    ものすご~く 不思議な 感じなのだ。
    イシク・クル 対岸のある海

    湖底は大きめの砂利で、深さはかなりのもの。

    でも透明度は高い。
    イシク・クル 透明度
    ↑湖岸を撮ったように見えるけれど、

    これ、桟橋から かなり深いところを撮っている。


    泳いでいて、海と違うのは、

    やはり塩湖とはいえ、海ほど浮力は無いので

    立泳ぎでパチャパチャやるのはかなり疲れる、という点。

    海抜が高いせいか、年のせいか、はたまた両方のせいか、

    かなり すぐに 息が上がる。


    7月の頭は、もう真夏も良いところのウズベクと違って、

    キルギスではまだ、夏本番 前。

    観光客も多くはないし、水温は かなり冷たく、長時間は入っていられない。

    水から上がったら、こんなだもの。
    イシク・クル 寒いよ

    でも、ロシア人は、ビールとか飲んで、バンバン飛び込んで

    ザブザブ言わせながら 泳いでいる。

    …やっぱちょっと、どっか皮膚センサーがいかれてんじゃない?と思っちゃうわね、

    本当に人種が違うんだわ。
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
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