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    ウズの車窓から チムガン②

    ロープウェイの頂上は、布だらけ。
    チムガンの布

    これは、イスラム圏 各地で見られる風習で

    特に女性の願いをかなえるのだと言われている。

    鍵かけたりおみくじ結んだり、いずこも同じ。

    同じと言えば、危険の看板は破りたくなるのも然り。
    チムガンの看板
    雪崩の危険あり これより先通行禁止 の看板

    の先にしっかり穴のあいた網と

    その先をずんずん行くウズ人の列があった。

    雪山シーズンはかなり怖いという噂。

    なのでスキーはせず、皆リフトで往復するだけという。

    ウズの車窓から 今日はチョルボックをご紹介します

    チムガンとはかなり近い ダム湖チョルボック。
    チョルボック

    ちょっとお天気が悪いとこんな感じだけど…
    チョルボックの波
    夏は水上バイクのようなレジャーもあるし、

    湖畔を眺めながらのプールや

    レストランを備えたホテルなども建っている。


    いろは坂の様な山道の途中には、養蜂トラックが止まっていて

    自家製ハチミツを売っている。
    チムガンのはちみち

    バザールやスーパーのハチミツは加糖しているので

    山まで買いに行くのがこの辺の常識。

    チョルボック、チムガンからタシケントまでの道のりは車で約1.5時間。

    車がない人は、マルシュルートカもあるし、

    その日だけ車(タクシー)を頼む人もいる。

    ウズの車窓から 今日はタシケントの海をご紹介します

    ウズベキスタンには海がない。

    そして国境を接する周辺国にも一つも海はない。

    ということは前にも書いたが、

    そんな国々の人にとって、海とは湖だ。

    アラル海もカスピ海も、海という名の湖。

    タシケントにも湖はいくつかあるが、

    中でも広めなのが、通称 タシモーレ (タシケント海)。
    タシモーレ
    キルギスの大きく美しいイシク・クル湖を見てきた後では、

    ここで喜んで泳いでるなんて

    タシケントっ子はかわいそう、と思ってしまうけれど
    タシモーレ2
    足こぎボートだの、海の家だの、ちゃんとリゾートしている。

    でも、今はもう秋。誰もいない、と思う。

    並木は靴下を はく

    ウズベクに来た人の第一声は、大概

    「あの木、なに?」

    病気でしょうか (250x188)

    そう、こちらの街路樹は皆すべからく

    根元1mが白い。


    実はこれはウズベクに限らず

    キルギスでもトルクメニスタンでも同じ。

    ソ連時代の置き土産で

    害虫予防の薬品を塗っているのだけれど

    一説にはガードレールの役割もあると言う。

    そのためか 景観を揃えるためか、

    電柱までも下を白く塗られている。



    この辺の国は、夜暗い。

    しかもガードレールが無いので、

    皆タクシーを拾いに平気でどんどん道の中央まで出てくる。

    道の境界線が 全く見えないところに突然の人影。

    危ないったらない。

    そんなとき、車のライトに照らされて

    この木が ぼわ~んと明るく光るのである。

    車道から見ると すごくホッとする。

    病気でしょうか2
    テレビ塔から見たアンホール運河の並木。

    ガードレール、という意味がよく分かると思う。

    カフカースの人は頭がいい

    チェスは頭のスポーツ、とは言われるが、

    こちらでは本当にスポーツの一つと数えられている。

    スポーツ用品店に並んでいるし

    スポーツチャンネルでチェス大会の中継がある。

    青空チェスも盛んだけれど、

    同じくらい人気があるのが、画像 下段のゲーム。

    ナルディ

    ナルディという、カフカース(コーカサス)系のゲーム。

    傍でイチから見ていても、

    さ~~~~っぱりルールが分からないんだけど、

    おっさんたちはもんのすごい速さでカタカタ駒を進めていく。

    勇気を振り絞ってルールを聞いてみたら

    意外と単純な仕組みだったのだけど

    あのスピードでやるのは、おバカじゃ無理だよ。

    お嬢ちゃんとは年季が違うよ、と鼻で笑ったおっさんたち。
    ナルディおっさん


    嵐なのか

    天気予報では くもりのち晴れなんだけれど

    いまのタシケントは ビュービュー風が吹き

    ゴロゴロ雷が鳴り

    雨がサ~っと降って

    電気がついたり消えたりしている。


    何だか乾きが悪いな~、とうっかり干しっぱなしだった洗濯ものが

    全て落っこちて砂っまみれになってしまった。

    洗い直し、だ T・T

    お気に入りのワンピなんて、お隣に半分落っこちる形で、

    何とか塀に引っ掛かっていた。

    ウッウッと涙をこらえて拾ってる間に口の中がジャリつく。

    いや~ん、もう泣いちゃおっかな~。


    家中がラップ音のようなピシッパシッ音につつまれ

    眠れそうにない。


    秋、なんですね、もう完全に。

    そんな夜長の、現実逃避のお話、でした。

    お金で遊べます

    旅を計画していて、ちょっとまとまった額を両替したら

    すごいことになった。

    身代金

    家に帰るまでは、身代金を運ばされているような

    スリリングな気分が味わえる。

    家に帰ってからは、

    ジェンガ
    ジェンガが楽しめる。

    ちなみにこれで1001000ドル分(77000円)。

    日本だったら2500万円はあるところ。

    つい先ごろ500ソムコインが出たらしいけど、

    そんなものより、なぜ5000ソム札か10000ソム札を作らないのだ、ウズよ。

    生命の神秘 ムイムイ系苦手の方は見ちゃだめね

    雨上がり、たまにいる。










    こちらのナメクジは度肝を抜く でかさで

    多分男子でも一度は 「ひいっ!」というであろう

    悠々の10cm超え。

    一度キッチンに出た時には、近所のお兄ちゃんに救援を頼んだが

    お兄ちゃんも素手では触れず、紙に乗っけてポイってしていた。

    ナメクジ
    何故にこんなにデカイのか。

    それにしても 点線の足跡が ラブリ~なのね。

    生命の神秘 2

    ナメクジちゃんが出たので、季節外れだけど

    おたまじゃくしも行ってみよう。

    おたまじゃくし

    どこにいたかって言うと、

    7月の炎天下、チョルスーバザールの駐車場の水たまり。

    水撒きまくりで、穴ぼこだらけのウズでは、

    いつも水たまりになる場所がたくさん存在するけど、

    蛙になるまで ずっと水が干上がらず

    車にも轢かれずにいられたかしら。

    秋の今、この場所に水たまりは、もうないのに…

    難民でしたが

    ウズへ出立する直前に 震災があったために

    予定していた いろんな物が買えなくなった。

    エネループを求めて何軒も何軒も電機屋をさまよった話を

    エネループ難民という記事にした。

    ところがぎっちょんちょん!

    ウズにもいるじゃん。

    エネループ

    サンヨーさんたら、意外と手広くてらっしゃるわ。

    ウズまで市場があったとは…

    でもこれ、こっちで買ったら、

    ちょっとスーパーのレジ滞っちゃうくらいソム札がいるんですけど。
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
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