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    ウズ太郎にもアドラスを

    チモラーシカは ウズ太郎とペアルックをしたりしている

    親バカであります。


    ウズい服もやりたいなーと思って、

    お下がりでもらった Tシャツと短パン を リメイクすることにした。

    ウズ子供服

    …おっさんくさい。

    これでストローハットをかぶると、

    片手にセカンドバック持ってそう。

    キャップとスニーカーに合わせると、バスケ漫画みたい。


    ちょっと思ってたんと違う仕上がりだけど、まぁいいか。


    こんなんと ペアルックの親子、ドン引きだろうなぁ。
    コンビネゾン1

    ウズベク抑留の映画を見るには

    新年どころか、旧正月すら明けてしまったではないか。

    巷は春めいてきて、もはやナウルーズが見えてきたような陽気。


    ウズ太郎がヨチヨチと歩き始めてからは

    PCを触る時間が まったくない。
    ウズ太郎あるく

    それでも何とか今年は

    ウズベキスタン協会の新年会に参加して

    ウズ人の炊いたプロフと サモサと ナンを 久しぶりに味わってきた。
    新年プロフ


    大学で見ていた学生さん3人、直接 教えてはいないけど知ってる学生さん2人、

    NORIKO学級で会っていた女の子も1人 来ていて

    みんなの日本での活躍がうれしい。


    そして、一番の収穫は

    昨年見そびれてしまった 日本人抑留者資料館 館長スルタノフ氏の記録映画「ひいらぎ」が

    特別上映されるというチラシをもらったことだった。


    新宿住友ビル48階
    平和記念展示資料館

    2/25(土)  3/11(土)  ともに 14:00~14:50  無料


    今回は行けますように。

    ファミリーヒストリー

    10/20 19:30NHK
    ファミリーヒストリー

    ケンドーコバヤシのおじいちゃまは

    ウズベキスタン抑留者だったそう。

    http://www4.nhk.or.jp/famihis/x/2016-10-20/21/5606/1804100/

    ウズい時間にひたる

    昨日 紹介した ウズベク民族伝統絵画展

    ウズベクからやってきた キシュミシュ(干しブドウ)やナッツ
    kuwmuw.jpg

    懐かしい アリョーンカのビスケット
    アリョンカ

    それに 夢にまで見た ナン など ウズの味を 久しぶりにいただいた。


    私が あ~懐かしい!おいしい!と興奮していたせいもあると思うけれど

    ウズ太郎が それよこせ、それも食べる、と

    全部味見。

    特にナンはとっても気に入って バクバクと食べていた。

    ほんとに やっぱり この子は、さすがウズ太郎だよ。


    焼きたてのナンの味と香りは格別。

    最近は、スーパー カルジンカのパンコーナーに

    窯ができて、焼きたて熱々ナンを売っているそうな。

    素晴らしい時代になったね。

    以前は 町内に必ず一軒はナン屋があって

    それでも夜まで焼いている店は 大きな団地が近い住宅街にしかなかったけど、

    それがいつでもスーパーで買えるようになっちゃって…。

    旅行者にはとっても嬉しいけど

    小さなナン屋がつぶれませんように。


    前大使のおススメだという

    スルハンダリヤ州アルティンサイのカベルネソーヴィニヨン ワインも
    160903230600.jpg

    授乳中なのでほーんのひと舐め。

    うむうむ、靴クリーム臭でおなじみ サマルカンドのバギザガンよりだいぶこなれて

    ウズワインも なかなか美味しくなったものよ。

    なんか、洗練されていっちゃうウズが ちょっとまぶしくて ちょっと遠い。

    帰ってきて2年が経った、秋の初めのメランコリー。

    大統領の葬儀と ウズベキスタン絵画展

    8月27日にカリモフ大統領が脳出血で入院と報道されて以降

    8月29日には 未確認としながらも死亡説が流れ、

    後釜の大統領候補や 混乱を懸念する様々な憶測を呼んでいた一週間。

    ウズ国内は彼の回復を祈るメッセージであふれていた。


    死亡説が真実であれ、

    毎年ピリピリする9月1日の独立記念日を過ぎるまでは

    何があっても死亡発表はないだろうと思っていたが、

    案の定 2日 夜9時過ぎに 各局一斉に大統領の死亡を報じるテレビ番組が流されたという。

    3日、棺は黒塗りの車でタシケントを出発し、

    カリモフの故郷サマルカンドに向かった。

    その沿道は市民が埋め尽くし、次々に花を手向けていた。


    この一週間、facebookでは 私の友人知人をはじめ

    ウズベク人の老若男女問わずが

    次々と お見舞いの祈りや哀悼の意を表明していた。

    独裁25年の強権為政者は

    独立後 きっかり丸25年君臨した 偉大なる大統領として

    意外にも 愛されていた。

    葬儀会場にはロシアからメドベージェフが弔問。

    肉親としては黒衣に身を包んだ奥方と次女ローラの姿は確認できたが

    長女グリちゃんは やはりいなかった。


    さて、国内がそんな混乱に包まれていたせいか どうなのか、

    日本で9/2-9/10の予定で開催の ウズベク伝統民族絵画展

    肝心の画家と作品が来日できないアクシデントが発生した。

    唯一出国ビザが下りた画家のお弟子さんが

    急きょ 師匠の小品を携え何とか来日、

    絵画展は一日遅れでオープンした。

    ウズベキスタン絵画展

    小さなギャラリーだが、

    シルダリヤ芸術アカデミーディレクターの アノールクル ボイベコフ氏の作品を中心に

    ミニアチュール 水彩 油彩 が並び、

    アクセサリーや エナメルの小箱など ウズ小物も見ることができる展示即売会。

    ウズベクを知る人なら、あ~懐かしい と思う風景がいっぱい。

    ぜひお出かけください。


    於:ギャラリーniw 東京メトロ 江戸川橋駅より徒歩3分

    9/10(土)まで 9:00-18:00
      ↑
    9/7(水)18:00までに短縮されました

    浅草にウズベク料理を食べに行く

    ウズ駐在時代のお仲間が上京するというので、

    ウズ料理屋で2年半ぶりの再会をすることにした。


    浅草と入谷の間に 今年の春オープンしたばかりの

    「ハラルフード サマルカンド」。


    朝9時からやっているので、日本で朝プロフも再現可能な稀有なお店。

    シェフのウズベク人はラマダン中でお店には立っていなかったのが残念。
    浅草サマルカンド1
    ↑パティル(パイ タイプのナン) ↑マンティ(羊肉餃子)

    パティルは作りおきだったので若干固いけれど、

    あ~、こういう味だった と懐かしく思いだす。


    プロフは、一皿で2人前はあるボリューム。

    甘めの味付けで、炒め玉ねぎがほとんど入っていないのかも。

    サマルカンド風に色白目、

    人参メインの でもちょいオイリーな

    ひよこ豆とレーズンにクミン少なめの日本人仕様。

    ↓プロフ
    浅草サマルカンド2
    ↑カザンケバブ

    その場で注文できるカザンケバブがあるのはうれしいところ。

    骨付きのラムとポテトを炒め煮した 私の大好きな料理。

    私にはこれが一番美味しかった。


    他には写真を撮り忘れてしまったけれど

    チュチュワラ(メニューでは バラクショルパ)=水餃子スープなど

    餃子系のメニューがいくつか。

    ひとくちでウズ!

    日本人にはうわっというしょっぱさかも。

    でもウズ滞在者には、

    一気に 暑い、ほこり臭い空気の下 タプチャンで、或いは絨毯で

    すするシュルパ(スープ)の味が脳によみがえる。

    これこれ、この塩気と油!と思わず唸ってしまう。


    デザートにはハルヴァがある。

    ハルヴァは国や地方ごとにいろんな種類があるけれど、

    ここのは練乳を練ったようなタイプで、ミルクセーキみたいな味。


    どれも、シェアして 一人一口ずつくらいが 丁度良いと思う。

    入口で、ウズ男子のゴム靴を売ってたり、

    段ボールを 布で包んでロウで封した ウズベクの郵便局からの航空貨物が飾ってあったり、

    ウズを知る人にしか分からない懐かしさが満載のお店。

    電話番号は個人携帯のためネットでは非公開(お店に行った人には教えてくれます)。

    どうしても知りたい方は、個人的にメールください。


    最近は、西荻窪でウズベクワインを輸入する酒屋ができたり、

    中央アジアの味が近くなってきた。

    一方で、トルコのアタチュルク空港のテロ犯は ウズ人 キルギス人 ロシア人。

    世界が小さくなっている分、危険も近くなっているのかも。

    今はまだ平和で落ち着いた穴場のイスラム圏、ウズ。

    今が狙い目。

    これから先は、ちょっと分からなくなっていく、かもしれない。

    キルギスの甘い誘惑

    ウズベクから帰国して早2年、

    大事に持って帰ってきた

    ウズベクのハチミチも キルギスのハチミチも 食べきってしまい

    おいしいハチミチが食べたいなぁ

    でもあんまり高いのは買えないからなぁ と

    あちこち探していた。


    ら、ららら!

    近所の成城石井に ロシア語 発見!

    Мёд !(ミョード=ハチミチ)

    ひっくり返すと、なんとキルギス産 ではないか !

    日本で買えるキルギスのハチミチ

    純粋はちみつ…。


    そうよね、キルギスのハチミチは純粋で素朴よね。

    ようこそ日本へ~!!

    お値段 およそ1600円。

    ん~、よし、買っちゃいましょう。


    無精製のハチミチならではの、

    ちょっと泡立った表面に すがすがしい刺激と香り、

    うつくしい乳白色。

    とっても美味しい、懐かしい。

    末永く日本で取り扱ってくれますように。

    フェルガナより愛をこめて

    今治がいま フェルガナ綿でタオルを作っている。

    タオル(イメージ)

    ミルト フェルガナ バスタオル
    http://imabaritowel.net/imabaritb/7.1/47-0008BT2625/

    中央アジアにあるフェルガナ盆地。
    地平線が見渡せるほどの壮大な平原。
    一面に広がる綿畑で、太陽の光をいっぱい浴び、
    大切に育てられた長綿を甘撚りにした
    フェルガナソフトの綿糸を使用しています。



    エアリーホワイト
    http://www.murakami-towel.com/store/menu_uzubeki.html

    ウズベキスタン産長綿(フェルガナ綿)を使用しています。
    綿糸の撚りを、一般的なものの約半分にした甘撚り糸を使用することで、
    洗濯してもふわふわとした風合いを保ちます。
    最先端の技術、地球 に優しいオゾン漂白加工の商品です。



    ウズベキスタン綿

    ウズベキスタンのフェルガナ盆地(ロシア西部)で栽培された
    綿花のフェルガナ綿です。
    枯葉剤を使用せず手摘みで収穫しているので、安心かつ安全性が高く、
    そして不純物が混ざっていないのが特徴です。
    撚り(ねじり)回数が従来の半分の糸を使用している為、
    洗濯しても柔らかさが損なわれにくいです。
    http://h-cjt.com/knowledge/



    世界的には 児童労働・アラル海干ばつなどの問題から

    ボイコットされたりもしているウズベク綿。


    何十年も同じ土地に作付して収穫量が下がり

    農薬に頼らざるを得なくなったとも聞く。

    枯葉剤を使わず… 本当だろうか。

    まぁ契約農場ではできることかもしれないよね。


    手摘み… うーむ。

    私の駐在中、すでにタシケントでは

    ガーッと収穫できるような重機の展示会も開かれていたが

    それが実際 地方では燃料の問題や 地面がボコボコすぎて走らない、という

    理由で手で摘まざるを得ないジレンマがあった。

    品質的には手摘みが一番いいのだそうで

    丁寧に生産しているように聞こえるけれど、

    腰をかがめ 手を傷だらけにして 炎天下 一日中 ノルマに追われる

    手摘みの過酷さは相当なもの。

    日本から手摘みを強いるのもどうなんだろう。


    ソ連時代から 綿花スキャンダルのある国で、

    いまだ背景にはいろいろあるはずだよなぁ。


    それでも パフタ(綿花)労働に駆り出される人の顔が 姿が ハッキリ浮かぶ私にとっては、

    フェルガナ綿と聞けば やっぱり応援したくなる。

    せっかく皆が頑張って作って摘んだパフタが

    日本でブランドタオルになる時代になったのだから、

    これから贈り物にはこのタオルをつかおう。

    今治タオルのネームバリューが

    パフタコール(綿花の作り手)の皆さんの暮らしを 少しでも豊かにしてくれますように。

    春が来た

    今年のナウルーズイベントには一切出かけられなかったので

    我が家でプロフを炊いて 春をお祝い。

    navruz2016 (350x263)

    リシタン NORIKO学級のアリシェル・ナジロフ窯で買った

    フタものに盛ってみると、

    ちょっと中東感も漂いパーティー料理って感じになった。


    離乳食を始めたウズ太郎は、

    そばで私達の食卓を見つめながら しきりに口を開ける。

    特にラムのスペアリブにかぶりつこうと手に取ると、

    「それくれるの?ウズ太郎にくれるの?」と期待を込めた目で訴えてくる。

    他のお料理ではニコニコ見てる程度なのに、

    プロフだけは本当に食い付きが良い。

    ごめんね、ウズ太郎や。君がこれを食べられるのはあと1年くらい先、かな。

    プロフを食べてれば、ニンジン嫌い レーズン嫌い 羊嫌い なんてあり得ないよね。

    uztaro (350x263)
    何でもなめたがりのウズ太郎。

    最近は、スザニクッションやチャパンのゴールドの刺繍を

    カリカリひっかくのがお気に入り。

    さすがやっぱりウズ太郎なのだね、母は驚いちゃうよ。

    なんちゃってウズの味

    だいぶ日が長くなってきた日本。

    あちこちで梅も咲いて、まるでタシケントでよく見かけた杏の花のよう。

    もうタシケントはナウルーズに向けてめっきり春めいて来たんだろうなぁ。


    そんな春の予感一杯の日曜の午後、

    急に 突如 猛烈に、

    ビールが飲みたくなった。


    妊娠して以降、

    お酒が飲みたいなんて毛ほども思わなかったのに

    さすがに禁酒15カ月も過ぎると

    お酒の味が恋しくなるものかしら。

    こんな時のためにと、

    一応買っておいたノンアルコールビールをプシュッと開けてみた。


    アルコール0.000% ドイツ麦芽使用の 龍馬1865 というやつ。

    ・・・割とビールっぽい。ホップの香りもあって

    確かに外国の地ビール、

    言われてみればドイツの白ビールみたいな雰囲気。

    これは頑張ってる方じゃないか。

    でもなんか泡立ち悪いし、

    やっぱビールとして飲むには

    もうひと押しパンチが足らない。


    すると、下戸の彼がひと口お相伴の後

    ナイスな感想を放った。

    ―これ、ちょっとクヴァスっぽいね。

    ! ! そうね、お砂糖入れたら

    これクヴァスだわよね。

    この龍馬の原材料

    麦芽、ロースト麦芽、ホップ。

    クヴァスは黒パンを発酵させたものだから、

    材料的にも近い味になるはずじゃない!

    入れてみましょう黒砂糖。
    なんちゃってクヴァス (263x350)

    クヴァス!になりましたよー!


    昨夏飲みたくて堪らなかったクヴァス。

    でも日本で手作りしているロシア料理屋はいくつかあれど

    アルコールが入ってしまう可能性が否めないので

    ちょっと飲めないよなーと諦めた。

    それが、ノンアルコールで

    近所の酒屋ですぐ買える

    なんちゃってクヴァスなら充分ありがたいじゃないかー。

    この夏はヘビロテで買いますね、龍馬。

    ちなみにもうひとつウズの飲み物と言えば

    モルスがあって、

    ロシアならこけももみたいな

    赤いモルスが一般的だけど、

    タシケントのモルスは

    バルバリスで作るオロナミンCのような味。

    どうあっても日本のロシア料理屋では

    お目にかかれない。

    それでもなんとか近い印象を探してみたチモラーシカの

    これなら遠からずかなーというのが

    北海道名物ガラナ、です。
    モルス

    以上、日本でクヴァスを飲みたい方に捧げる

    提案でした。
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
    情報はどんどん
    劣化していきます。
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