夜行列車に乗って
先日放映の「世界の村で発見!こんなところに日本人」では、
ウズ仲間から 今 くじゃく姫映ったね~ と実況メールが入った。
ウズベクで一世風靡したくじゃく柄のロングカーデを着たおばちゃん
― くじゃく姫は

数秒の1カットの内に 2人も映っていて、いまだ健在のようだ。
主人公の日本人はマラディエッツ!!!マサキ!!さんの後任隊員さんだった。
舞台はシャワット。
ウズベクのかなり西の方で
タシケントから夜行列車で17時間半ののち
バスで4時間位揺られて ようやく到着する村、と紹介されていた。
JICAの地方隊員さんは、三カ月にいっぺん程
タシケントの事務所へ状況報告のために上京することになっている。
西方の隊員さんは実際 夜行でも上京しているけれど、
移動手段はこれしかないわけではなく、
タシケント~ウルゲンチは飛行機があるし
ウルゲンチ~シャワット間も タクシーを使えば1時間位。
時間を取るか、お金を取るか、旅情を取るか、効率を取るか、
その辺は選択肢がちゃんとあるので
もっと気軽に行けたらなぁ と思う人が もしあれば
数時間で行くことは可能な場所だ。
私は夜行列車や夜行フェリーでは 国内外問わず 殆ど眠れたことがない。
翌日とっても辛い。
それでも 夜行の旅への憧れは強いので
リピートはしないけれど 1路線1回は試したいと思ってしまう。
私が、この夜行列車に乗ったのは ブハラまで。
(ブハラには朝7時ごろ着。ウルゲンチには昼1時着。)
その時の客車は、放送で紹介された車両よりも古いタイプで
北斗星を思いださせる レトロなレトロなものだった。

ブルートレインが無くなっていく今の時代、こうした寝台体験は楽しくもある。
でもやっぱりいろいろ辛い。
寝心地とか、振動の伝わり具合の強さとか、空調とか。
そして一番は トイレ。
トイレが汚いとかって言う問題は、たいしたことじゃない。
昔の新幹線のトイレもきれいではなかったし
それは辛いことには入らない。
何が辛いかって、それはサニタリーゾーンの存在だ。
サニタリーゾーン。
それは、トイレ使用禁止区間。
駅に近づいてから、停車中、そして駅をある程度離れるまで の間
下手をすると1時間以上 トイレに入れなくなるのだ。
トイレには鍵がかけられたり、車掌が前に立って通せんぼしたりする。
昔は線路上に垂れ流していかたら 世界的に、もちろん日本も、そうだったが
ロシア含めCIS全般には 未だこのルールが残っている列車が多い。
昼間の列車ならば みんな起きていて トイレに行くタイミングは見計らうことができる。
でも夜行ともなると、眠れようが眠れまいが、
列車のスピードが落ちたり ガッチャンと停まる振動をきっかけに
あ、トイレ行っとこうかな と みんなリズムが同じになる。
チャイの国だから、列車の旅のお供も当然たっぷりのチャイ。
チャイの利尿作用が 揺られ揺られて 効果倍増。
その時に1時間以上トイレに行けない、というのは
結構な緊迫事態につながるのだ。
ウズベクやロシアやロシア語圏で夜行に乗る方、
トイレはお早めに。
ウズ仲間から 今 くじゃく姫映ったね~ と実況メールが入った。
ウズベクで一世風靡したくじゃく柄のロングカーデを着たおばちゃん
― くじゃく姫は

数秒の1カットの内に 2人も映っていて、いまだ健在のようだ。
主人公の日本人はマラディエッツ!!!マサキ!!さんの後任隊員さんだった。
舞台はシャワット。
ウズベクのかなり西の方で
タシケントから夜行列車で17時間半ののち
バスで4時間位揺られて ようやく到着する村、と紹介されていた。
JICAの地方隊員さんは、三カ月にいっぺん程
タシケントの事務所へ状況報告のために上京することになっている。
西方の隊員さんは実際 夜行でも上京しているけれど、
移動手段はこれしかないわけではなく、
タシケント~ウルゲンチは飛行機があるし
ウルゲンチ~シャワット間も タクシーを使えば1時間位。
時間を取るか、お金を取るか、旅情を取るか、効率を取るか、
その辺は選択肢がちゃんとあるので
もっと気軽に行けたらなぁ と思う人が もしあれば
数時間で行くことは可能な場所だ。
私は夜行列車や夜行フェリーでは 国内外問わず 殆ど眠れたことがない。
翌日とっても辛い。
それでも 夜行の旅への憧れは強いので
リピートはしないけれど 1路線1回は試したいと思ってしまう。
私が、この夜行列車に乗ったのは ブハラまで。
(ブハラには朝7時ごろ着。ウルゲンチには昼1時着。)
その時の客車は、放送で紹介された車両よりも古いタイプで
北斗星を思いださせる レトロなレトロなものだった。

ブルートレインが無くなっていく今の時代、こうした寝台体験は楽しくもある。
でもやっぱりいろいろ辛い。
寝心地とか、振動の伝わり具合の強さとか、空調とか。
そして一番は トイレ。
トイレが汚いとかって言う問題は、たいしたことじゃない。
昔の新幹線のトイレもきれいではなかったし
それは辛いことには入らない。
何が辛いかって、それはサニタリーゾーンの存在だ。
サニタリーゾーン。
それは、トイレ使用禁止区間。
駅に近づいてから、停車中、そして駅をある程度離れるまで の間
下手をすると1時間以上 トイレに入れなくなるのだ。
トイレには鍵がかけられたり、車掌が前に立って通せんぼしたりする。
昔は線路上に垂れ流していかたら 世界的に、もちろん日本も、そうだったが
ロシア含めCIS全般には 未だこのルールが残っている列車が多い。
昼間の列車ならば みんな起きていて トイレに行くタイミングは見計らうことができる。
でも夜行ともなると、眠れようが眠れまいが、
列車のスピードが落ちたり ガッチャンと停まる振動をきっかけに
あ、トイレ行っとこうかな と みんなリズムが同じになる。
チャイの国だから、列車の旅のお供も当然たっぷりのチャイ。
チャイの利尿作用が 揺られ揺られて 効果倍増。
その時に1時間以上トイレに行けない、というのは
結構な緊迫事態につながるのだ。
ウズベクやロシアやロシア語圏で夜行に乗る方、
トイレはお早めに。