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    虫干しで アリ?

    昨日、たまたま入った和雑貨のお店で

    正倉院柄や太子間道がパッチワークされている変わった帯を見た。

    あぁシルクロードてんこ盛りの帯だなぁ、と近づいたが最後

    お客様っ そちら龍村でね~ 龍村にしてはお安いの、24万円!

    いつ息継ぎしているのかと思う程ノンストップの店員に捕まった。

    別に欲しくないんだけど、ウズいと思っただけなんだけど・・・

    なんとか切りあげて店を出たものの、

    ネットで見てみたら、14万円台で売っているではないか。

    まったく着物の世界の値つけって恐ろしいな。


    でも、例えばアトラスの ほんの端切れを

    無地の帯の 一部分にアップリケしてみるだけでも

    いいわけだ。


    ウズ着物やスザニ帯を仕立てるほど着物好きではなくても、

    浴衣ならウズに持ってきている人は沢山いることと思う。

    半幅帯にちょっと挟み込んだり、
    アップリケ帯

    このところの主流である 帯を折り返して

    リバーシブルの裏色を見せる結び方の

    裏色の部分にアトラスを使ったりすれば、
    はんはば帯結び

    かなり お気軽。


    もう少し涼しくなったら、ウズ着物るっくを工夫するのが楽しみで

    この間 ウズから送った着物を整理していたら、

    アリんこちゃんのバラバラ死体が あちこちに挟まっていた。

    ウズの家、アリ多かったもんな。

    一緒にたたんでしまっていたらしい。

    正絹に挟まれ 圧死のうえ、

    重みと摩擦と振動でバラバラとは、むごい最期。

    ごめんなさいね。

    ついチュモイラニン ウイ(蟻の家)というお菓子が恋しくなった。
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    ウズベク人に着物を着せてみた 3年目

    帰国前、恒例のアートイベント 造形芸術週間+5 があり

    3年続けた ファッションショーの着物の着付け(1年目 2年目)も これで最後。


    今年はいつにも増してグダグダで、

    ファッションショーの日程が 開催4日前になって 一日前倒されることに。

    当日は夕方からなので、後任とみんなでランチをしていると、

    ショーが1時間後に早まったから 今すぐ来て、と電話が来た。

    私のパスタは まだテーブルに来てもいない。

    ピザ一枚ほおばっただけで 昼ご飯に食いっぱぐれつつ

    慌てて駆け付けると、

    はやく!はやく!あと30分で着せて!

    と さすがのウズベク人がテンパっている。


    まぁ、ウズのイベントなんて どうせ押すし、

    時間通り始まったって

    最初はお偉いさんの挨拶が何人もダラダラ

    それもウズ語とロシア語で長く続くじゃないか。

    大丈夫、絶対何とかなる。 私は焦らないことにした。

    これは、すごい!私ウズ化したなぁ、と実感した瞬間だった。


    とりあえず 時間に間に合わせてみたものの、

    案の定 誰も呼びに来ない。

    しばらくして、ホッとしたような顔をしてスタッフが入ってきた。

    やっぱり当初の予定通り 夕方からになったという。

    ほうれ見たことか。


    あと2時間、この子たちは慣れない着物で待っていなければならない。

    この 間に合わせの着付けでは 着崩れる。

    暇だし、もう一度 ゆったり着せ直すことにした。
    きもの表裏


    ウズベク人は、死んだ人のものを着るのは気持ち悪がる。

    特に病気や事故などで死んだ人の服を着るのは縁起が悪いので

    家族でも故人の服をとっておいてはいけない とさえ言われている。

    だから、着物など珍しいものならば着てくれるけれど

    それでもあまりに古いものは喜ばれない。

    キャラバンサライ所蔵着物のレパートリーは昔きものが多く、

    美品に限りがあるので 結局 毎年 似たり寄ったりになってしまうのが残念。


    さて、着せ直している間

    他のモデルたちは、控室にあった刀のレプリカで

    斬りつけ合っては 写真を撮っている。

    本差で ハラキリの真似だとか

    自らの喉に切っ先を突き付けたりしているものだから

    日本人としては気になる。

    見かねて あのね、そういうのは脇差とか短い刀でやるの、

    斬り合いの時も 脇差でやるなら、順手より逆手で持った方がドラマチックに見えるよ、

    斬る時は、相手の脇の下に刃を挟んで 貫通写真を 真横から撮るのよ、

    と セオリーを教えてあげると、

    ノリノリで くのいちごっこを 繰り広げていた。


    着付けも終わり、刀にも飽きたモデルたち、

    今度は 私が片づけている 所蔵の 着物や羽織を

    それは男もの?女もの?などと クイズにし始めた。

    黒紋付の夏羽織を 女ものと聞いて驚いた彼女たちは、

    男ものと女ものの見分け方を聞いてきた。

    袖と 身八つ口(脇の下)が縫われずに 開いているかどうかだ、と答えると、

    なぜ女ものの脇は開いているのかと問う。

    う~ん、一説には ここから男の人が手を突っ込むらしいよ~、と言った途端

    ウズ女子は キャー!!! キャー!!!

    おぉ、なんかすごいウケたよ。

    POPキモノ

    ファッションに見る日本2014 の中の

    POPキモノ部門を 総合監修することになった。


    過去2回、ウズベク人に着物を着せるファッションショーを手伝って分かったのは

    ウズベク人に草履や足袋を履かせるのは サイズ的に ほぼ無理、

    おはしょりや裄 前のあわせ も足りない、

    この地で 何人もに着せるには圧倒的に 襦袢や枕などの 小物が足りない、

    ということ。


    だから、襦袢の代わりに シャツを着たり

    枕の要らない帯結びにしたり

    ブーツやヒールで歩いてもらって 短く着つけたり

    裾や 襟もとにレースを縫いつけて 丈をごまかしたりできる

    POPキモノは 海外での着物ショーにベストなスタイルだと思う。

    これは楽しいものが出来そうだ。


    日本センター(UJC)は、茶道部があるため、所蔵する着物は 男女とも豊富で

    中には 茶道では到底着ない 昔きものや派手な小紋も ほんの数枚 含まれている。

    この機会に出来るだけ、普段 陽の目を見ない子たちを使いたい。

    それにウズらしく、アドラスと銘仙の シルクロード絣つながり も

    感じてもらえると良い。

    好きにやっていい、といわれたので

    コーディネートからBGMまで 本当に 好きに遊ばせてもらうことにした。



    ↓トップバッターは、ロシア語の先生だと言う サムライ好き男子。

     銀魂のコスプレ衣装に ド派手な女物の昔きものと帯をあわせて、弁天小僧風。
    銀魂さんと緑ちゃん
       驚くほどトロピカルな小紋と 流行の蛍光きみどりの帯揚げがあったので↑

       緑が大好きという癒し系モデルさんに着てもらった 都会のオアシスコーデ。


    ↓いかにもポップ、レトロ、という柄が UJCになかったので

     私物の 夢二風よろけ縞の着物を寄贈。

     姐さんぽく着てほしくて、色っぽい人妻をモデルにしたのに 残念ながら病欠。

     ピンチヒッターはロックな女の子で ゴスっぽくハマった。
    ゴシックと岡っ引きなう
       男着物はどれもベーシックな茶道用。珍しいデニム風の帯に何とか合わせたくて↑

       思いっきり変えてやろうと 大江戸探偵 岡っ引なう。

       印伝の合切袋が まるでヴィトンのバッグの様で これは銀座も歩けるかも。


    ↓モーブカラーの着物に、ゴージャスなファーとサングラス、前結びの帯と

     すべて自前で 浪速の金満マダムになりきってくれた UzbekFriendsさん。
    金満JAPAN
     BGM 郷ひろみの30年前の名曲♪二億四千万の瞳 のJAPAN!に合わせ

     5000ソム札片を つきつける決めポーズで会場を沸かせた。


    ↓スポーティーでボーイッシュなモデルさんには、

     キャップとスニーカーに革手袋、缶バッジとボドム柄のストールで

     ストリート系のコーデを。
    ストリート着物
     ベースは、私物の うっかり八兵衛風 木綿格子に、

     シルクロード由来といわれる 八重山みんさー織りの帯。

     BGMは D-LITE版 ♪じょいふる にして 踊ってもらった。


    ↓アドラス浴衣のブログ記事が目に留まり UJCからスカウトされた親子。

     お嬢ちゃまの綿アドラスの浴衣は特にキャッチーで、日ウズから大評判。
    ウズ浴衣とお嬢
       はいからさん時代の大正ロマンなコーディネート。↑

       桜の着物に 鶴の袋帯 という古典的お嬢様の柄あわせに

       フリルのブラウス、クラシックレース、珊瑚の帯留と、色調をぼかした。

       
    ↓能衣装のようなクリーム色の小紋に黒いリボンを縫いつけて、

     時代劇のおきゃんな町娘風。  
    大江戸おきゃんと乙嫁さん
       今回のメインドール、ウズベク風POP花嫁さん。↑

       黒引振袖をイメージして、私物の黒地の小紋を寄贈、裾に赤と黒のレースを縫いつけ、

       半襟の白、伊達襟の赤、着物の黒、の伝統的コントラストをさらに強調。

       大正時代の祖母の羽織で ウズベクの花嫁衣装のような華やかさを添えた。

       
    ↓私は、全身ウズベク色を漂わすべく

     祖母のアドラス風銘仙の着物、スザニ帯、イロキ(刺し子)の帯締めに

     襦袢代わりのアドラス巻きスカートを覗かせ、

     テルパク(アフロ帽)、イロキのブーツ、で ホレズムの地方色をプラスした。
    ウズ色着物
     テルパクが 何となく石川五右衛門みたいだったので、決めポーズは見得。

     これをかぶると、何も恥ずかしくないのだよ。

     BGMは 郷ひろみの40年前のポップでレトロな名曲 ♪花とみつばち 。


     
    伝統着物部門のコーディネートと着付けは、なんとUJCのウズベク人スタッフの担当。


    ↓やたらと神妙な顔で歩くので、私の頭の中では

     どうやって死のうと考えている太宰治のようなダメ夫くんと
    古典
     3歩後ろを歩きつつ手綱を握っている良妻のイメージ。


    ↓大トリは振袖さん。
    振袖さん
     本当にホレボレするほどよく似合った。着付けも帯結びもとても上手だ。

     ただ、古典的な着付けをすると、おはしょりが殆どない。

     柄も間延びしてしまうし、襟先も目立つ。

     やはり日本人は 外国人と 根本的に体が違うということなの。


    でもやっぱりウズベクのみんな、とっても着物が似合うのは

    着せていて とっても楽しいところ。

    特に男の人は良く似合うから もっといっぱい着せてみたい。

    会員絶賛募集中

    角出しも結べる付け帯 の 2本目が上がってきた。

    これでウズ帯は5本、全てリバーシブルなので 柄は10本分…。

    我ながら結構つくったものよ。


    今回は マルギランから行商に来ていた布屋の 厚手のアトラス、つまり正絹。

    グリーン×ゴールド と ピンク×パープル の 昼夜帯。
    つけ帯2弾 (350x263)
    でも実は、つながった一本の布だったのを 切り貼りして、2面に分けただけ。

    こんな↓パターンだったので、胴はそのまま活かして 右巻か左巻かで 柄だし。
    付け帯2弾 お太鼓の方だけリバーシブルにした。

    ピンクの方は ローレイというトルコ風チューリップ柄であるが

    グリーンの方は ちょっとマリメッコっぽくって 北欧の香りも。


    毎度このような設計図を持ち込むので、日本語まじりの説明でも何とかなる。
    付け帯のレシピ
    今回は アトラス4m 切り貼り部分の無地布2m に

    お太鼓のみアイロン接着芯で、〆て170,000ソム(6000円)程。

    生地が良いのと、ふたつのパーツに分かれているため

    お仕立て代が いつもより割高になってしまった。


    地道な活動紹介を続けたおかげか、とうとう

    私と同じとこ(タシケントプラザのズムラッドさん)で

    アドラス半幅帯をオーダーしたわ!という お声をいくつか頂くようになった。

    ウレシイ。

    もっと流行ってください。

    みんなでウズ着物会をしましょう。


    一足お先に、昨夏 反物を日本に持ち帰って 仕立ててきた

    とある奥さまの アドラス浴衣をご紹介。
    アドラス浴衣
    こんなに はんなり落ち着いたアドラスもあるのです。

    カワイイでしょう~。


    反対に、私は 祖母からもらった 大正時代の銘仙をご紹介。
    ウズ風銘仙
    まるでウズベクの布! と ウズベク人が マジの二度見をした。


    ウズ着物の世界は、ハマったら抜けられないの。

    タシケントで感じた日本

    先月の中秋の名月をやや過ぎた頃

    タシケントの日本庭園で茶会があった。

    以前UJC(日本センター)で茶道を教えていた先生の そのまたお師匠さんが招聘され

    日本からお茶をたてに タシケント サマルカンド ブハラと周ったのである。


    秋色静中に生ず の軸、お神酒徳利に見立てたウズの花活けに ウズの野の花、
    茶会
    富士山をかたどった富士釜に、棗は うさぎ模様、

    お茶菓子は 月世界。

    お月見にちなんだ 秋らしい世界が タシケントに突如展開された。


    白檀香を収めた虫籠は なんとUJCのウズベク人生徒さんの手作り。
    茶会2
    小袱紗は、上:緑が アドラスで手作りしたもの、下:ピンクが 日本の太子間道。

    太子間道は、シルクロードから伝えられた柄であるとはいえ、

    こうして面前に出されると アドラスそのものである。

    ウズベクではこのほにゃららしたカーブと縞の組み合わせは、

    女性の胸元を飾ったはこせこ風ペンダントを表しているとされる。


    ウズベクに、金襴緞子なアドラスは無いので忘れていたが、

    思えば私は 着物を着るようになった高校生の時から

    正倉院柄といわれる シルクロード伝来の柄に ものすごく強い憧れを持っていて

    いつか龍村の帯 と思ってきた。

    それを この太子間道の小袱紗で はたと思いだした。

    そう、ウズベクのアドラスも飛鳥奈良につながっている布なのだ、と。


    ウズベクにあるもので茶の湯の心を表現しようと工夫する

    UJCの生徒さんたちの姿は 逆輸入の様で実に不思議であり妙味でもある。

    私も、最後の出番とばかり アドラスの単衣に

    スザニ帯、ウズベクテープの帯締め、ベカサムのバッグで

    和風のウズベク あるいは ウズ風の和 を伝播しに出かけて行った。


    いつか、サマルカンドを着物で歩きたいなぁと思っていたのだけれど、

    実現はなかなか難しい。

    でも、あ 今でしょ、と気がついて

    帰りに、ミニサマルカンド(ハスティイマム)によって記念写真。
    るん
    割と それっぽい写真が撮れた。るん♪

    ウズベク人に着物を着せてみた 2年目

    昨日の帯の話で思い出したが、4月にイベントがあって

    ウズベク人をモデルにした 着物のファッションショーと

    着付け体験を 手伝った。


    恐れたとおり、ブーツかヒールを履いて来てくれ、という

    私の指示は モデルさんまで届いておらず、

    彼女達の殆どが ぺったんこなバレエシューズでやってきた。

    平山郁夫キャラバンサライに所蔵されている草履は、

    どれも彼女たちには小さくて履けないのだ。

    そんな訳で、一人何とか振袖の子だけには 足を突っ込んでもらって

    あとは皆さん、靴…。

    お客さん、足元だけは見ないで下さいと 祈りつつ、

    とにかく、一人ずつコンセプトを決めてトータルコーディネートすることにした。


    まず正統派の振袖さん、(ウズ着物の私)、任侠姐さん風、はいからさん風。
    着物ショウ

    一人だけヒールの子がいたので、彼女は

    デザイヤーの時の明菜ちゃん風に着せることにした。
    着物ショウ3
    大きな耳を隠したいというので、ヘアースタイルもかなりロックに。


    ポーズを付けるのも重要な仕事で、これは昨年の経験上

    私も着物でないと、雰囲気が伝わらないのだった。
    着物ショウ2
    おかげで、去年の子たちより幾分カチコチ具合が改善された。

    ショーはニュースでも報道され、
    +52013
    インタビューには 頑張ってロシア語で臨んだのに、

    いまのとこ もっかい日本語で、と言われて

    放送でも日本語の方を 吹きかえられて使われた。

    ウズ語だったら使ってくれたのかしら。

    それとも、国際的イベントだとアピールするには母国語がいいってことなのかしら。


    その後は、着物マスタークラス と題し

    ただひたすら 並んだウズ人に着せては 一緒に写真を撮り、脱がせる

    を繰り返す2時間。

    事前にレクチャーした キャラバンサライスタッフは

    二人がかりで 付け帯を着せて、

    私は 一人で名古屋帯を着せた。

    着つけているところも テレビや報道カメラに撮られ、

    気づけば、スタッフが着せた ぐすぐすの方の子を

    着てみてどうですか、とインタビューしている。

    や~め~て~く~れ~、私が着せたと思われる~

    でもそんなこと口には出せないので、

    私は 早着せに 全力を傾けた。
    着物クラス1

    それでも時間内に並んだ全員を さばききれず、

    ごめんごめん、明後日も私来るから、と言いながら 撤収した。


    結局 何十人に着せたのだろうか。

    私達はくたくたになって 裏の事務所に戻った。

    そこには、特別展示のために片づけられた 常設展示品が置いてある。
    着物おつ
    あたしたち、明日はアレね、と スタッフが裸婦の彫像↑を指さした。

    みんな大笑い。

    ま、ひととおり成功したと言えるんではないでしょうか、お疲れ様~と解散した。


    翌々日の日本マスタークラスは、折り紙教室。
    +5 オリガミ

    少し手伝った後、邪魔にならないよう 2階で一人 着付け体験を始めた。
    着物クラス2着物クラス3
    ありがちな、頂きます のポーズをとるウズ人続出で、

    それは タイ風、日本の所作はこうよ、と いくつか教えたところ
    着物クラス4 二日間を通して人気だったのは このポーズ。

    日本らしい=お辞儀 なのねぇ。


    同じイベントの別のショーでの 舞台裏の一コマ。
    +5のウズっこ
    こんなちびっこのくせに、カメラ向けた途端勝手にポーズ!

    本当に、この国の人たちの

    打ち合わせなしにも関わらず 本番カッコウを付けてしまう

    土壇場力には感服する。

    こんなちっさい時から、鍛えられているんだね。

    付け帯 完成です!

    だいぶ前に オーダーしたっきり忘れていた

    スザニの付け帯が ようやく完成した。


    角出しに結べる 付け帯で、

    スザニ(刺繍)と アドラス(絣)の リバーシブルにした。

    て だけを 裏返せば、微妙にニュアンスの違いも出せる。
    スザニつけ帯 表スザニつけ帯 裏

    作り方は、AKA+Hデザイナーさんのサイトを 参考に

    マイサイズを計算して デザインした。
    スザニつけ帯 仕組み

    ちなみに帯芯は、この国で手に入るものを お太鼓部分だけに 入れている。


    まず 胴部分を 二重に巻き、ひもで固定。


    次に お太鼓についた細いひも同士を結ぶと、

    三角形に折れて 名古屋帯の様になるので、

    その三角の部分に 枕を当てて帯揚げを結び、

    御太鼓か 角出しか 好きな位置で仮ひもを入れ、

    半分に折られた部分を て として 通して、

    帯〆をしめる。


    まぁ なんてなんて 簡単なんでしょう!

    正直に言うと、昔は 付け帯を 大変バカにしていて

    ダサい、と思っていた。

    帯を切ってしまうのも もったいない。

    しかし、もうそろそろ浴衣で良いかな、というくらい暑いこの国では

    帯締めるのも 一苦労だ。

    布は一枚だって少ない方がいい。

    おまけにスザニは結構高いし、何mもないので、

    どうせ切ったり貼ったりする。

    それならば とことんラクな帯があっても良いじゃないか、という気になった。


    説明や 計算は いまや 思い出せないくらい面倒だったけど、

    出来栄えは かなり満足。

    でも作ってもらった縫い子さん達は、引き渡しの最後の最後まで

    ずっと 完成図が ????? だった。

    今度 締めたところを見せに行ってあげようっと。

    ГОТОВО (できた!)

    しめるまで 載せないでおこうと思ったが、

    ウズ着物とスザニ帯に反応して下さった読者がいたので、

    つい嬉しくって、 もう公開してしまおう。


    スザニの袋帯、できました。

    もう大満足の出来
    スザニ袋帯1

    昼夜帯にしたので、裏は 渋めの アドラス。
    スザニ袋帯裏

    六通ほどにもスザニが足りないので、こんな感じで 切り貼りした。
    スザニ袋帯 切り貼り
    手、胴前、お太鼓、たれ、の 細かい4分割。

    スザニの生地が柔らかいため、刺繍ほつれ防止も兼ねて

    裏に1枚 アイロン貼りの布を 当てることになった。


    ウズベク人の 縫い子さんには、

    帯芯を入れる時、ちょっとたわませてね、

    そしたらひっくり返した時、帯地がピンと張るからね、と

    紙で模型を作って 説明した。

    仕組みはよく理解してくれたけど、

    そのたわませ具合が難しくて、帯芯は2回もやりなおしたという。

    しかし、マラジェッツ!!! 本当によく出来た。ありがとう。


    お仕立て代は 縫い賃が 140,000ソム(約4,000円)。

    裏用のアドラスと 切り貼り用のアトラスの 布代で 45ドルくらい(3,600円)。

    日本では 6万円と言われたのに、〆て 7,600円で完成。

    スザニ代を入れても、16,000円程度。

    ウズ、イケてる。


    正倉院柄とか 吉祥文様とか 更紗とか、

    着物界では はるか昔から リスペクトな シルクロード テイスト。

    川島織物とか 龍村の帯なんて、リサイクル品だって 手が出ない。

    シルクロードの布で お仕立て着物、なんて ロマンが このお値段!

    やめられないかも。

    もう一つの 名古屋帯の出来上がりが 待ち遠しい。

    ウズ着物

    一昨日の着物の記事、

    なんかストレス溜まってるの? と 彼に心配された。

    いえ~、大丈夫。

    ただ、ウズの ウズによる ウズのための 着物 構想 真っ只中、

    なんちゃってキモノスタイルを 作ろうとしてるところへ

    キモノはかくあるべし みたいな カチカチの意見を見ちゃって、

    あたしゃ好きに着るよ!と 主張したくなっただけ。


    そうなの、

    この夏 フェルガナ地方の マルギランで 買った反物

    先日の帰国で 仕立てに 出してきた。

    で、出来上がった旨 メールが来たのだ。
    kimonoskii (263x350)
    柄出し、希望通り うまくいったみたい

    単衣にしたので、しばらく着る機会は なし。

    次回帰国まで、日本で待っててね。


    その時 一緒に、スザニの袋帯の見積りを 頼んでみたところ、

    色々特殊なんで お仕立て ざっと6万円だす~、どないしはります~?

    と言われ ぎゃふん!

    すごすご 持って帰って来た。


    私のスザニは 4mもなく、これを帯にするには、

    別の布を つぎはぎ することになる。

    もったいないことに 刺繍をジャッキンと切らざるを得ない。

    しかも 、手、胴前、たれ、と 何カ所も 切る。

    それを 刺繍が ほつれないように さっさか 縫わなくちゃならない。

    ただでさえ和裁の心得のない私に 自作は 無理、と 判断したのだけど、

    仕立て代の他、裏布代、絹芯代、手間賃…高くなって当たり前なのだった。

    しかし、6万は想定外。はるか外。


    かくなる上は、何とか、オール・ウズ材料で 安く 仕立てたい。
    帯2
    構想40日、昨日 ようやっと 柄出し位置や 合わせる布、綿の帯芯 の準備と

    作り方を ウズ人に 説明する算段がつき、仕立てに出した。


    ついでに、カジュアルな 名古屋帯も欲しくて、

    角だしが結べる スザニ帯も オーダー。
    帯1

    しかも、どっちも欲張って、アドラスとの昼夜帯(リバーシブル)。

    イメージ通りに出来上がるかな~、超不安。

    でも、安さと 手軽さには 代えられない。

    ウズを信じよう。


    これなら、自作可能かも、と
    マルカジ土産 アドラス
    この度 マルギランから 4mのアドラスを 買ってきた。

    2枚 うらおもてで 涼しさ重視の 芯なし 兵児帯風 昼夜帯

    手縫いしてみるつもり。

    でも全部で8.6m も 縫わなきゃいけないと思うと、ちょっと萎える。

    家に付属している超レトロな足踏みミシン、

    何度か トライしたけど いっかなスムーズに動かない。

    大家にマスター呼んで って頼んだの、忘れられている。

    あれが動けば、超楽なんだけど、

    これも 縫い子さんに 頼んじゃうことになるのかしら、私。

    本当に 根気のない、私。

    どの柄で 何作ろう、って考えてる時が、やる気のピークだから。

    しかも、そこまで しょっちゅう 着物 着るのか、私。

    …あれば、着るよ。着る着る。

    着物、ウズ人着られますのよ

    タシケントの 日本センター(UJC)で

    着付けのイベントがあるというので 行ってきた。

    UJCでは、数年前までは、日本人の茶道の先生が 教えており、

    その教えが 今も ウズ人に受け継がれ

    いまや 当時の生徒さんが 正式に日本からお免状をもらって

    ウズ人に茶道の心を教えている。


    その日本人の先生が教えたのは、茶道のお手前だけではなく

    着物の着付けもしっかりと伝えていったのだった。
    UJCキモノ
    ウズ人が、ウズ人だけで、見事に美しく 着物を着る。

    しかも、彼女達の 一挙手一頭足が、説明する 一言一句が、

    ちゃんと、正しいのだ。

    感動した。

    今や、着物どころか、浴衣だって まともに着られない日本人が殆どな中、

    ウズベキスタンの、恐らく日本に行ったことのない女の子が

    こんなに美しく 着物を 着られるとは。しかも、意味を 理解しているとは。

    しかも、ここまで理解しているのに、その上

    見に来た私達に 変なとこ なかったですか、アドバイスは ないですか

    っていう 謙虚な 姿勢。もうブラボー。


    ここまで 教えていった 茶道の先生の熱意にも 恐れ入ったし、

    その全てを 余すところなく伝えている 今の ウズ人の先生も あっぱれだ。

    誰かに 何かを 「教える」って こういうこと、こうあるべきなんだ。

    真似できないなぁ。

    ujcキモノ1
    見に来たウズ女性も 熱心で、質問も交えながら

    一つ一つの所作の意味に感心しきり、魅入っていた。

    出来上がりには、拍手。↓
    UJCキモノ2
    次いで、希望者には着付けます、の時間に 私もお手伝い。↑

    ポーズをつけたら、ウズ女子はノリノリ。

    紫が お似合いよね。

    でも、重いし 暑いって。


    そうよね、そうそう。

    日本人だって、何十年か前までは もっと楽チンに ぐすぐすに着ていたのに。

    いつから、補正とか、帯板とか、するようになったのだろう。

    こういう、写真撮るための着付け、というようなものを

    海外に伝える意味って何だろうと、ちょっと 思ってしまった。

    こんなに面倒な着方で、着ていても窮屈な着付けで、

    何百年も日本人が暮らしていた と思われるのは、私の意に反する。

    襟だって、帯だって、もっとルーズで良いのに。

    茶道するには、それじゃダメなのかな。

    今の日本の着物業界って、なんか変、って 改めて思ってしまった。


    ネットの、質問箱なんか見てると

    披露宴に 着物を 自分で着つけてきた人はすぐわかる、

    プロに着つけてもらった方が良いですよ、とか

    いっそ洋装にした方が良いですよ、なんて言うアドバイスを見ることがある。

    は?!?!?!って思う。

    自分で着て何が悪いのでしょうね。

    披露宴に 小紋や ジーンズで 来たら 眉をひそめて当たり前。

    でも着方まで どうこう言うって 変でしょう?

    タキシード着てる人に、あの人 シャツが たるみ気味よ、や~ね~、

    蝶ネクタイが ゆるんでるわ~、あんなんなら、出来合いのやつ着ければ良いのに~、

    なんて 言うの? 言うわけ、あなた? と 問いたい秋の夜更けです、ぷんぷん!


    ルールは学ぶべきだけど、TPOさえ わきまえてれば、

    自分の楽なように着ていいんじゃないのかしら。

    披露宴で、訪問着 着てる人が 多少ぐすぐすだからって、

    街で、コスプレとかゴスロリ風の着物 着てる人見たからって、

    ヒソヒソ言うの、やめてほしい。

    着物人口を増やす努力こそすれ、敷居高くして閉め出してどうするのでしょう。


    下は、この秋 タシケントで開かれた 空手の国際試合にて。
    イラン
    この夏のオリンピックでも話題になった通り、

    イランの選手は 髪を隠して試合に臨んだ。

    こういう国の人たちは、したくたって できないファッションがある。

    私たちは、何だって着られるし どんな髪型にもできる。

    じゃぁせめて、その中から日本の伝統衣装を選んで着ている人には

    寛容でいませんか。

    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して3年
    経ちますので
    情報はどんどん
    劣化していきます。
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