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    生ビールが飲みたいの

    日本は 北欧か、もしくは ロシアか、と言いたくなるくらい

    物の値段が高くなっている気がする。

    生ビールだって ウズ時代のようにゴクゴクなんて飲めない。

    ウズでよく飲んでいたのは、暑さのせいかと思っていたけど

    ウズの ノンフィルターの生ビールの味が好みだったんだ、と

    日本に帰ってきて強く思う。


    ウズベクのビアホールといえば、

    一番は チェコ系の Dudek


    でも似たようなドイツ系はいくつもあって、

    ここ1~2年では BAVARIA PLAZAというのも

    割と のしてきた。

    ショータルスタベリ通りから バブール公園を曲った

    バブール通り 教育大の近くにある。
    ババリアプラザ1
    ウズベクにありがちな、二階と、生演奏 ダンススペースのある造り。

    ここにもノンフィルターがあるので好きな人はどうぞ。
    ババリアプラザ2
    ↑これで、61800ソム(2600円)。高い。

    ソーセージは、牛や豚が選べるけれども

    豚が驚くほど しょっぱいので、選ぶなら絶対 牛 推し。


    ソーセージは1本で10000ソム(350円)と お高め。

    グリル料理は25000ソム(850円)くらい。
    ババリアプラザ ソーセージメニューババリアプラザ ソースと豚メニュー

    ビールは0.33Lで3000ソム(100円)、0.5Lで4500ソム(150円)から。
    ババリアプラザ ビールメニュー
    これで気を良くして飲んでいると、

    あとから響く サ税20%!


    こういう外国風のビアホールは、洒落ているけれど

    高すぎるだけで お料理は たいして美味しくない。


    行くなら、ローカルなビアホールの方がコスパが良いと思う。

    ただし、煙草の煙に耐えられれば。


    例えば 泡あわを意味する Пенная ペンナヤ

    パルケント通りと、ペギーズの中間くらいにある。(ちもMAP参照)
    ペンナヤ
    写真は雨の日だけれど、天気のいい日はオープンテラスになる。

    店内は、ウズのおっさんで溢れかえっている。
    ペンナヤ2
    右テーブル赤シャツ君の隣に、シリンダー状の↑ビールサーバーが見えるだろうか。

    各テーブルにこれを持ってきてくれるので、

    お客はジョジョ~っと 自分のテーブルの上で好きなタイミングで

    ビールを注げる仕組み。

    つまみはシャシリクやソーセージ。

    なかなか席が空かない人気店だが、

    こういう店は最近あちこちに増えていて、気軽にディープ感を味わえる。

    自家製

    何かに使えると思って買った乾燥麹が ずっと眠っていた。

    日本では何かに違反する自家醸造も

    ウズベキスタンでならOKだよね、と

    マッコリを醸してみることにした。


    もち米を蒸して、粗熱を取った後 麹と混ぜて

    45度のお湯を注いで、すぐ保温。

    プスプスと発酵しているはずの 8時間後、10時間後、静かだ。

    甘い甘酒の香りもするはずなのに、かすかにしか しない。

    もうちょっとかかるのかなぁ。


    翌日もう一度チェック。

    腐っている~!!!


    手順は守ったつもりだったけれど、

    乾燥麹が古かったのか、米の熱が取りきれていなかったのか、

    なにしろ麹菌が働かなかったのに

    保温だけしっかりしてしまったのが原因だ。


    お米を捨てるのは日本人にはかなりの罪悪感。

    バラの根元近くの土に混ぜ込んでみた。

    腐ったお米でも肥料になるといいのだけど。


    再挑戦は麹がないので出来ない…。

    でもこれ、日本でも出来るっていうか、

    やったところで 隣人にも まるでバレない行為だということは分かった。

    もちろん なにかに違反だけど。


    父の世代はマッコリのことをマッカリと言う人が多いみたい。

    マッカリ闇醸造と摘発との いたちごっこの話は 在日社会の歴史とは

    切っても切り離せないものだろう。

    生マッコリは 輸入技術と需要とが合致して

    ここ数年日本でも手に入りやすくなったし

    発泡系のすばらしい どぶろくも流通するようになってきた。

    無理やり作るよりは やっぱ 買った方が手軽だし

    安心だということも よぉく分かった。

    ホント、腐るんだもの。


    ウズで生マッコリを飲みたい時は カマソッ が醸している。

    グランドミールホテル左横。

    チョウザメの呪い

    ベルーガを開ける新年会にお呼ばれした。
    Beruga.jpg
    人生初のベルーガ様。

    チョウザメの立体的なエンブレムがかっちょいい ロシアの高級ウォッカだ。

    始め甘く後しゃっきりで

    確かに これまで飲んできたウズウォッカよりは

    グッと おいしい と呼べる飲み物。


    人生初のベルーガを開けるんだから、と私も張り切って

    人生初の伊達巻に挑戦。
    伊達巻き1
    伊達巻き2
    伊達巻き3
    それなりに出来るもんすね、ウズでも。

    張り切り過ぎて、私のおメメも ぐーるぐる。

    ベルーガ様の呪いに撃沈。

    瓶だけ下さい

    「おいしい♪」カテゴリーだが、断言する、美味しくはない。

    ウズベク人の宴会と言えば、ウォッカ。

    ワンショットグラスに 並々注いで、乾杯のあいさつ、一気。

    しばし歓談の後、また誰かが 乾杯のあいさつ、一気。

    そんな飲み方だから、一度の宴会で 3本4本なんて ざらに空いてしまう。

    しかし、これまた美味しい ウズウォッカには なかなかお目にかかれない。

    大概が、理科の実験室の臭いがする アルコール溶液 という味。

    比較的飲める味、というのは ロシア産であることが多い。


    それでもお土産に ウズ産ウォッカが欲しいなら、

    この二つは 瓶のデザインに商品価値がある。
    ウズウォッカ
    味は、アルコール溶液である。

    まだ飲める方なのは、「赤の広場」というモスクワ印のウズウォッカ。
    ウズウォッカ 2
    これは、自分から進んでは飲みたくないので

    余ったものは料理酒にしている。


    最後はとっておき、ヌクスの銘酒 「カラタウ」=雷鳥だ。
    ウズウォッカ 3
    これは美味しい。

    しかし、瓶の封が甘く、どんなにラップでぎちぎちに巻いても、飛行機で漏れる。

    しかも、ヌクスからタシケントへ持ち帰る飛行機に 制限があって、一人2瓶まで。

    日本までは なかなか持って帰れない。

    ウズベク ワイン あれこれ

    「おいしい♪」のカテゴリーに入れてはみたが、

    ウズベクで美味しいワインは 自家製のもの。

    市販のワインで おぉ好み~ という味には まだ出会えていない。


    ウズのブドウは とても糖度が高く それは おいしいので、

    どうしてもワインが甘くなる。

    甘さは 赤玉ポートワイン 並みの あっま~いものから、

    清涼感・透明感のある ジュースの様な果実酒 という程度の 爽やかなものまで。

    ま、いずれにしろ 甘い。


    そもそもウズベクでは、ワインは女性の飲み物。

    男性は飲まない。男は黙って、ビールか ウォッカ。

    だから、甘くしといた方が喜ばれると思っている節がある。


    私は甘いお酒が好きではないから、気に入らないのは 仕方がないのかもしれない。

    甘いお酒が好きな人なら、気に入るワインはあると思う。

    ただ注意が必要なのは、天然で甘いのか 砂糖添加しているのか、

    見極めて買うことだ。

    アルコール度数の他に Cax 3g とか 5g/dm という数字があれば、それは砂糖添加率だ。

    殆どのワインに 砂糖は入っている と思った方がいい。


    これまでも いくつか紹介してきたが、

    振り返ってみると

    赤:激甘                      白:ドライ 今後に期待
    タシケントワイン ウズワイン白

    ウズ産は左 白:後味が甘ったるい
    ウズワインとトルクメワイン

    赤:ドライ フルボディよりのミディアム 比較的良い。今のところmyベストofウズワイン。
    ウズワイン ドライ


    ここからは 未紹介のワインたち。


    一番スタンダードに手に入るのは ウズベク産グルジア風ワインの TAMADA。

    赤 白、スィートとドライがあるが、ドライでも 砂糖添加しているので かなり甘い。

    私の好みではないので、ウチにお土産では持ってこないで下さい。
    ウズグルジアワイン

    そして、左から 赤:ミディアム系 激甘口の「熊の血」

    お土産用にジャケ買いしたくなる 赤:激甘口 「スザニ」
    ウズワイン
    右の二つは、酒屋のご主人が 今イチオシだという

    イタリア資本 イタリア技術 で作った ウズワイン、とのこと。

    赤:ドライ ミディアム 砂糖添加なので 後口にやや甘さが残るのが気になるが

    日本の飛行機で出される赤ワインとか

    レストランの シャバい グラスワインて こんなもんかも。

    私は まだ 白は 飲んでいないのだけれども、

    知り合いの 酒飲みの親方は、甘いもんだからさ、と 氷を入れていた。

    ちなみに、italiano VERO でも置いている。


    結局、ウズベキスタンのワインを 日本にお土産で持って帰るなら、

    無理にドライを探さず、思い切り 甘いウズベクらしいワインを

    話のタネにね、くらいの感覚で選ぶ方がいいと思う。

    できるなら、知り合いのウズベク人に当たって

    自家製で作っている人からペットボトルで分けてもらうと

    妙味が増すというもの。

    ただしその場合は、グルジア系やアルメニア系ウズベク人が作っていることが多いので

    厳密には ウズベクワインと言えないかもしれない。


    また、現在ロシアでは手に入らなくなってしまったというグルジアワインも

    ウズベクには入ってきているので、これを買って帰るという手もある。

    ボトルも 素焼き風の凝ったデザインだったりして 味わいがある。

    チェコ料理 ビール祭り

    しばらく閉めていた チェコ料理屋が 復活したんで、と

    連れて行ってもらった Dudek 。
    チェコ DEdel
    モダンな ビアホールだ。

    白ビールのノンフィルターが おいしい。


    食事メニューは、チェコ大使夫妻が 直々に厨房で指導し、挫折した、

    という噂を聞いたが、ウズレベルとしては 割と頑張っていると思う。
    チェコ Dedil
    りんごとバナナのソテーを添えた 豚フィレ。

    ソーセージは、似たテイストのビアホール BIERREGEN より

    イケている。

    自家製ワイン

    ここが一番 ヌーボーなワインな気がして、

    行ってみた。

    たまに行くグルジア料理屋 Bagrationi 。


    店名は グルジアの王子が作ったという

    有名な グルジンスカヤ シャンパンスカヤ から とっている、のか

    または 単に 店の主が バグラチオーニ氏というのか、は なぞ。


    ここの売りは 自家製ワイン と 茄子の前菜(冬期は無い)。
    バクラチオーニ1
    石榴と、胡桃ペーストが載った茄子は 綺麗でおいしい。

    ほうれん草の胡桃和えを ボール状にまとめた

    まりもっこりみたいなサラダ(プハリ)もイケる。

    がっつり行くなら、豚料理も おいしいけれど、

    ハルチョ(スープ) ハチャプリ(チーズパイ) ヒンカリ(餃子) 辺りが定番。
    バクラチオーニ

    いつ行っても、私達の他に お客を見たことが 殆どない店。

    でも潰れずやっていけてるし、

    夜は 生演奏がある日もある。

    最新版 地球の歩き方 にも載っているそうなので

    人気店な はずだ。


    ここのワインは、スホイ(ドライ)。

    でも自家製なので、味が一定でない。

    超 鉄臭い日もあれば、

    ぶどうジュースの様にフルーティーな日も、

    酸っぱい日も ある。

    でも、グラスをくるくるさせながら 飲んでいくうち、

    いつの間にか 美味しくなっちゃう。

    ヌーボー 飲みたい

    今年も日本は ボジョレ―ヌーボー解禁で 盛り上がったのでしょうか。

    タシケントには、フランスワインなど売ってないので

    ヌーボーなんて 夢のまた夢。

    でも、タシケントにも ワインヤードと ワイナリーは あるわけで、

    タシケント ヌーボーなら 探せば手に入る、はずだ。


    ただ、こちらのワインは殆どが セミ~スウィート。

    ドライが なかなか ないので

    ヌーボーなんて ただのぶどうジュースなのでは、という予感も。


    ↓ ウズベク女性には結構評判が良い スペイン風ネーミングのタシケントワイン。
    タシケントワイン
    あんた飲めるんだから、ってたくさん注いでくれたけど、

    私には、拷問の甘さだった。


    ウズでは、男はウォッカ、コニャック。

    女は、シャンパンスカヤと甘口ワイン。

    ドライ派の私は、ウズの親父と飲む方が 楽しいわけで。

    日本酒のある生活

    日本で、利き酒師のお友達が あんたの好きなお酒が手に入ったから!と

    一升瓶を 持たせてくれた。
    金宝

    ペットボトルにでも入れ替えて~ と言われたけど、

    それじゃ やっぱし 風味が 落ちるんでない?

    ここは、金宝自然酒のため…あ、いや 私のためか、

    一升瓶のまま 持って帰ってくることにした。


    一升瓶、永遠になくならなさそうな存在感。

    なのに、終わりは くるものなのね。

    毎日 ちょっと気が大きくなって 気持ちよく 呑めました。

    気持ちの張り、潤い。

    極乾燥のこの地では 胃の腑にも 心にも 沁みるのです。

    ありがとう!!!!!特別 おいしかった~!!!!!!!!

    涼み処☆BIERREGEN

    暑い時は、とりあえずビールです。

    生です。

    ドイツです。
    ビエールレーゲンちらし
    ビエールレーゲン

    料理はそこまで美味しくないけど、

    ビールは フィルター好きも ノンフィルター好きも 楽しめる。

    店内は、本格ドイツ風ビアホールの体をなしていて

    生演奏もあり。

    2階に行けば さほど うるさすぎず、個室に入れば おしゃべり可能。


    茶色いカトリック教会(聖心教会)の 向かいっ側ぐらい。

    道がちょっと立体交差しているので

    説明が難しいけど、

    丸太小屋風の目立つ外観なので すぐわかる。
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
    情報はどんどん
    劣化していきます。
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