fc2ブログ

    チャイニーズランチボックス

    ミラバッドバザールの向かい、韓国食材店エリアに

    最近いい匂いを漂わせている店 BOKKEP。
    ボッカー1
    パッタイの名前が見えて、タイ料理!と心躍らせたが

    タイナンというのもあり、アジア風無国籍料理のようだ。

    真っ赤な、アメリカのドラマでよく見る中華の出前ボックスに入れて
    ボッカー2
    店の前のオープンエアで食べることもできるし、出前も行っている。


    パッタイは、とり胸肉入り チャプチェ風 炒麺。

    こちらでいうフンチョーザを甘辛醤油で味付けたもの。

    タイナンは、濃い味べったり チャーハン。

    味付けはパッタイと同じ。


    出色は カクテル。

    シーフードと共に炒めた ビロビロの幅広麺の炒麺。

    味付けはやはり パッタイと同じだけれど、

    これが一番アジア屋台風の雰囲気が出ていて、夏には嬉しい。


    ただどれもとにかく味が濃いので、このBOKKEPの並びにある生ビール屋で

    キンキンのビールをテイクアウェイして、一緒にやりたい感じ。

    家まで出前してもらえば

    気軽なランチ飲み会や、家で映画を見たい夜なんかに 雰囲気出ると思う。


    ついでに、最近 クイリクから引っ越してきた韓国食材店が この向かいにオープン。
    ハングクマガジン
    한국마가진ハングクマガジン=韓国ショップの意

    韓国食材店では おそらく唯一、日曜も 営業し 豆腐が買える店。

    豆腐は 大きく、比較的やわらかい。10000ソム(380円)。

    手作りチョッパル(韓国豚足スライス)も にんにく唐辛子みそ付きで 販売中。

    40000ソム(1500円)。レストランで頼めば 倍くらいするのでお得だ。

    サムチュや えごまで 巻いて召し上がれ。

    ムデハレス人への手紙

    また主は言われた。

    ムデハレスの民よ、あなた方は寿司を食べなさい。

    その時は、ヤクザのことを思いなさい。


    ―とペテロが言うはずもないけれど、

    思わずそんな想像をしてしまう 聖書に出てきそうな名「ムデハレス人」。


    タシケント系ブログウォッチャーなら 一度ならず目にしている名ではと思うが

    ムデハレス人とは何か。


    The ROOMs というレストランには
    The Rooms

    水タバコが吸えるアラブ風の間や、超少女趣味な真っ白の間や、

    ザ・JAPAN の間など 部屋ごとにインテリアテーマがある。
    ヤクザ寿司や

    その行燈風ペンダントライトが…
    ヤクザ人

    その昔、ローマで どこかの国の修学旅行生に日本人かと声をかけられた。

    その西洋系の女の子は ひらがなで「せそにま」と書かれたTシャツを着ていた。

    これは何て読むのか、どういう意味か、を知りたいと言う。

    けれど、せそにま に日本語の意味はない、と伝えた時の彼女のがっかりした顔…

    10年以上昔の話だけれど未だに忘れられない。

    このムデハレス人も、せそにまのように

    あるいは何か漢字を変に分解してしまったのか デザインが良かったのか

    意味はないものと思っていたが、

    調べてみたら、ムデハレス人は実在した。


    正確には ムデハル で、残されたもの を意味し

    スペインにおけるイスラム教徒のことであるという。

    またその建築は ムデハル様式と言い、アルハンブラ宮殿もその一つ というと

    グッと実在度に実感が湧く。


    まぁ、何かの文献から たまたま字面の良かったこの言葉を

    印刷して商品化してしまったのだろうけれど、

    怪しさは満点だ。

    日本間に通されただけで、私達は爆笑していた。


    そしてさらに、インテリアには 度肝を抜かれた。

    ありがちな 海外の日本食レストラン そのものでないかって??
    ヤクザ寿司や

    いいや、私はこの手のインテリアを見たことが無い。

    各テーブルごとに ЯКУЗА ヤクザ をフィーチャーするレストランなんて。
    ヤクザ

    極め付きは 「ヤクザ辞典」。
    ヤクザ辞書

    親父、幹部、ドス、チャカ、兄弟、シャブ、シマ、ノミや、

    切り取り、美人局、戦争、手打ち、ゆすり、サツ・ポリ、

    札、おつとめ、陰ちょう付。

    そんな日本語を、ロシア語で解説したものを 食事中に読ませるなんて。


    寿司は、オオサカ、ひまわり、うめ、サクラがあり

    ひまわりを頼んでみた。55,000ソム(2000円くらい)!

    ネタは乾き気味だが、まずいというほどじゃない。寿司だ。
    ヤクザ寿司

    寿司でお腹いっぱいにするには 懐がさびしいので、

    パスタも頼んだ。

    これが、意外と、ネーミングから期待する通りの味で 悪くない。

    つまり、ファミレス的味付け、と言うべきか。

    カルボナーラなら カルボナーラ、

    ボロネーゼなら ボロネーゼが食べたいなぁと思った時にイメージする

    その味で出てくる。


    しかし、ビールで16,000ソム(600円)なんて日本でも高い。

    その上20%もサービス料を取るから、リピートは厳しいかな…


    でも、外国人に寿司をトライさせようとして 受けつけなかったとき

    メニューにパスタやシャシリクなどの選択肢のあるのは安心だ。

    ウケ狙いにはいい店かもしれない。

    私達はずっと腹抱えて笑っていたのだから。


    ずっといる訳ではないだろうけど、

    今ならUJC(ウズベキスタン日本センター)出身の

    日本語が大変達者な美人店員さんが日本語で接客してくれる。


    アミールティムール通り。

    イタリアンBISTROがあった 並び。

    CityGrill 2号店 行ってみた

    City Grill2号店は、広かった。

    ゆったりして お客も まだ殆どいないので、

    最近 賑わって騒がしくなってきた本店とVEROに比べ

    ビジネスミーティングにも使えそうな 落ち着きがある。


    禁煙席は 入って左手。
    CityGrill2 禁煙

    エントランスを挟み 喫煙席は入って右手。モクモクしてこないと いいんだけれど。
    CityGrill2.jpg
    禁煙席の裏には↑のようなキッズスペースが。

    この隣にはさらにTVモニター付きの部屋があり、

    お子ちゃまには DVDでも見ながらじっとしてて頂けるシステムのよう。


    メニューは本店と同じだが、ビジネスランチは無し。

    女性だけで来店すれば 30%引きのキャンペーンを実施中(VERO系列すべて)。


    相変わらずステーキは タシケント一だと思わせる。

    しかしコーヒーメーカーが調整中で コーヒーは飲めなかった。

    お会計もちょっと間違っていた。

    まだ色々と 慣れないことが多い様子。

    がんばれ。真にVIPを迎えるに足るサービスを提供できる店になる その日まで。

    さよならチャジャン麺

    これまで幾度か 紹介した 韓国式中華料理店 예이제イェイジェ

    残念ながら閉店する。

    本格チャジャン麺(韓国風ジャージャー麺)と カンチャジャンの

    食べ納めは今週水曜(2013.05.01)まで、お急ぎあれ。

    タンスユク(酢豚)も オススメだ。

    タシケントの中華料理

    韓国料理屋が多いタシケントだが、

    私は日本にいる時から 家食がすでに韓国風だったので

    自分から 今日は韓国料理屋に行こう と思うことは 少ない。

    と言うと、よく皆さんから「ウソ!どんだけ外食してんの!」と突っ込まれるが、

    ホント、行く時は 誰かの提案で行くわけだ。

    (もちろん 行くのは 好きだ。どんどん誘ってほしい。念のため。)


    反対に、今日は外食したい と思うときは、中華 を思い浮かべることが多い。

    タシケントの中華料理は、

    すでに紹介した ①ハルピン と ②イェイジェ(韓国系中華 2013.5.01閉店) を含め、

    【リピートしている店】は 4店舗。

    少ない…

    とりあえず残りの2店舗を 紹介しておこう。
     

    天津飯店 (タシケント駅近く ヌクス通り21)

     日本人利用率が高く、行けば誰かに会う程なので 紹介の必要がないレベル。

     地球の歩き方にも載っている、中華では おそらく一番高級感のある店。

     地元ロシア人にも人気が高く 夜は 大変賑わう。 

     
     長崎角煮まん風 東坡肉花巻付き 白菜と肉団子の春雨煮

     鉄板茄子 竹筒スープ などが美味しい部類。

     麻婆豆腐は 私は全く美味しいと思わないが 人気メニューだ。

     味は濃い目でしょっぱい。

     綺麗めな店を好む人を 連れていくための店。

     
    勇諾食坊 (プーシキン駅から ブユク・イパク・ユリ通りを北上 すぐ左折
     ヨンノー     
           サイラム7プロエズドゥ通りに入る 看板あり 白い建物)

     知っている人が少なく 待ち合わせには不便だが 

     かなりリーズナブルで 割合どのメニューも おいしいので おススメしたい。

    勇諾食坊勇諾食坊

     おかずは しっかり目、チャーハンや スープは さっぱり目 の味付け。

     香菜(キンザ)を多用するので、苦手な人は 注文時に抜いてもらうこと。

     チャーハンが 日本のお袋の味。1人前から注文でき キュウリが少なめなのが良い。

     
     ハルピン同様、中国大使館の車も よく停まっている。

     ハルピンより 店は小ぎれいで ひとり抜群に愛想の良い店員がいる。

     ロシア系からの評判は悪いが、ロシア人の期待する味と違うというだけで

     日本人には 美味しい店だと思う。



    もう、ついでだから

    【リピートしていない店】も 載せておこう。


    CHINA TOWN (タシケント駅から ウズボム方面 フェルガナ通り44)

     チャイナタウン コンプレックスと銘打っていて、目立つ外装。
     チャイナコンプレックスチャイナタウンの床 
                        この店の前の敷石は、奇妙な反転カタカナ。

     中もすごい。結婚式利用を想定しているらしく、広くて踊れる。
    チャイナタウン
     生バンドや歌手が常時演奏して うるさいが、かなり ハイレベル。

     料理は、味がかなり濃いが、日本人には なんだかちょっぴり懐かしい要素が。

     北京風麺は 恐ろしいほど黒いスープに入ってくる。味は ほぼカップヌードル。
    チャイナタウンの麺チャイナタウンの料理
     酸辣湯と チャーハンは 味は 悪くなかった。米がイマイチなだけで…。

     寿司もあるが、米があれでは 期待は出来ない。


     ただし、これは 1年半前 ここがオープンした当初の感想。

     ここは、私のお気に入りのプロフ屋の真ん前なので、

     ここまで来たら プロフを選ぶ。

     わざわざ中華は食べないのが リピートしない理由。

     最近の口コミを読むと、味が落ちたという評価が気になるところだ。


     ここは、中華料理の他、ヨーロッパ料理のレストランや

     中国式マッサージ、中国雑貨も扱うスーパーなどを併設している。

     マッサージは、正直言って、レベルが大変低い。

     タバコ吸ってるような金髪のお姉ちゃんが

     ぎゅうぎゅう押すだけの スポーツマッサージ。


    こうした中華系の建物が 1年ほど前 建設途中なのを 車窓から ちらっと見たことがある。

    イッパドロームへ向かう外環沿いだったと思うが

    「中華城」と書かれた マーケット風のものだった。

    あれは、できあがったのかな・・・


    中国飯店 (タシケント駅左隣)

     とにかく味が濃いので リピートなし。



    【試していないが (多分)存在する店】


    香港 (フルカット通りからバイナルミラル通りに入る

         ウズベキスタン公園内 Makon City4階)

     店名は香港なのに 広東料理ではなく 四川料理らしい。

     ウズベク人からの口コミが大絶賛の域に達しているので

     試しても良いかもしれない、と思っている。

     営業は18:00~。


    長城飯店 (バブル通りから脇道 BEKホテル、JUMANJIの近く)

     訪れる度 何かしら都合が悪くて断られ 未だ食べたこと無し。

     最近も あるかどうかは未確認。

     ここの店員が おいしいよ、と ④の勇諾 を教えてくれた。


    友誼飯店 (オイベック駅近く)

     あるらしいと噂に聞いているが、気にして 探したこと無し。


    上海飯店 (ハムザ駅近く)

     かなりの老舗で、味は良かったらしいが

     3年ほど前に 大規模な食中毒を出したらしく 以来敬遠されがち。

     口コミにも サルモネラ菌に感染したいならおススメ、とか

     テーブルに タラちゃんが という書き込みがあって

     とても行く気になれない。


    新上海飯店 (バブル通り 橋のたもと)

     昨年 いったん つぶれ、12月新装オープンしたらしい。坦々麺が食べられる。
     新上海

    ぎゃふん、出ました

    Vecher.uzという、日本でいう Hotpepper というか タウンページ というか、

    そういう情報誌で見つけた 素敵な広告のレストランが

    去年の夏から ず~っと気になっていた。

    SILK96 coffee&wine という。

    ワインセラーに囲まれたセレブな空間、

    明るい日差しの入る図書室の様なカフェ…

    ちょっとタシケントとは思えないような写真が載っていたのだった。

    ここでワインなんて飲んじゃったら、一体いくら とられるのだろう。


    ランチとかないかな~、と一度 秋に訪ねてみた時は、開店前だと断られ

    そのまま、気づけば 春。

    先日、意を決して 再び挑んでみることにした。


    思い切って入ると、お客はゼロ。

    メニューをもらって、ぎゃっ となった。

    ぎゃっふん だ。


    メイン料理が 一皿 52,000ソム(2000円)とか書いてある。

    私の中では、ランチ総額が 20,000ソム(800円)を超えたら もう贅沢の部類に入る。

    夕飯でお酒飲んじゃったりしても、35,000ソム(1400円)を超えたら

    ちょっと使いすぎてるな、と後ろめたい。

    今日はフンパツ~、と決め込んで来ても

    全部込み込みで 60,000ソム(2400円)までにしたい。

    ちょっとちょっと、…出ようかしら。

    あぁでも、日本に帰ったと思えば… 日本でちょっと良いとこ来たと思えば…

    そんなレベルを 期待できなくは ないのではないか…


    結局、二人で スープ1 メイン1 デザート2 コーヒー1 チャイ1 で

    101,000ソム(4000円)… サービス税0%が救い。

    ホントは メインもういっこ頼みたかった。無理だった…


    気になるお味は…

    カリフラワーのスープ 9,000ソムが 酸味が効いていて美味しい。
    Silk96.jpg
    ラムチョップの根セロリ添え 52,000ソムは まぁまぁ。

    しかし これなら、シャシリクの方が美味しいかな、というレベル。

    デザートは、残そうかと思うほど甘いだけだった。
    Silk96 2

    なんか こじゃれた中国茶をサービスしてくれたり、

    店内は素敵な雰囲気で、また来たくなる感じだけれど

    お値段に比しての味のクオリティは、良いというわけではない気がした。


    ここは、ウズの グルーポン みたいなサイトでは

    3000ソムで 飲食代半額クーポンが買えるので、

    そういうのを利用すべき店だった。

    でもこのクーポンの買い方、私にはわからな~い。


    クーポンさえあれば、

    中庭にテラス席もあり、地下に個室もあり、

    ムーディーなデートに いいと思う。

    トイレが とてもきれいなのも 女子的にポイント高し。

    だが、男女でひとつしかないのが おしいのと、

    座った瞬間、自分がトイレをしている姿を見なければならない

    巨大な鏡の据え付け位置には 思わず驚きの声が漏れること請け合い。


    隣は共同経営の CMI というクラブ。若者向けの方のクラブ。

    人気があるらしい。

    オシオ通りのアックルガン・マハラの看板向かい、15番病院からすぐの小道。

    カール・ニヤゾフ通り68
    ℡412-8500

    City Grill 2号店

    タシケントでは美味しい部類に入る

    ステーキとイタリアンの店 City Grill

    このほど 2号店がオープンした。


    場所は、シャフリサーブス通り23。

    東洋学大学と カフェКАФЕ の間の バス停の裏。

    オイベックの駅前の通りを、東方向に2~3ブロック行ったところだ。

    私の職場にめちゃ近で嬉しい限り。


    このところ1号店は ステーキのグラム数を 180g→200g、200g→250g に増やし、

    全体的に メニューの単価を すこ~しだけ 上げた。

    そして、お手頃な ビジネスランチ18,500ソム(750円)

    セットメニュー21,000ソム(850円)で 客数を増やしつつ、

    City Pizza というデリバリーも始め がんばっていた。

    2号店のためだったのか・・・


    2号店は、喫煙と禁煙で ホールを分け、

    さらに禁煙のキッズルームがあるらしい。

    ブラボー。マラジェッツ。

    画像を見る限り、1号店よりも 大人っぽく演出したい(VERO寄り)ようだ。

             ↑
      2号店に行ってみた記事はコチラ


    BISTROが閉店した今、わりかし まともなイタリアンを食べられる

    数少ないレストランの中で このVERO系列の3店舗は これからも期待の存在だ。

    VERO lunch
    ↑ VEROの日替わりランチ 19,500ソム(780円)。さらにスープと紅茶も付く。


    ちなみに

    City Pizza のデリバリーは

    ℡241-3411、370-3411、910-0450

    12:00-23:00

    メニューは、ピザ 大小 19種と お好みトッピング、

    チキン3種、ポテトなど3種、サラダ4種、サンドウィッチ6種、パスタ5種、デザート5種から

    頼める。

    店のメニューより 1000ソムくらい 安い感じだ。

    ケンタ的な

    断っておくが、私のカテゴリーの「おいしい♪」は

    「食べ物やお店」紹介を意味している。

    ここに載っているものが

    必ずしも美味しいわけではないことは ご承知置きを。


    さて、思えば 私は、あまり日本生活を恋しがらないタイプの人間であるようだ。

    コンビニといえば 空港バスのチケットを買うくらいしか用がなく

    スタバのコーヒーは滅多に飲まないし、

    ラーメンも ファーストフードも 年に一遍 食べたくなるくらい。

    出来合いの総菜にも 冷凍食品にも ○○の素や △△のつゆにも 縁のない生活だったので、

    こちらの バザールや 完全自炊中心の暮らしも 別にたいして困らない。

    もちろん あきらめているものや あったらいいなと思うものは沢山あるけれど、

    カザフにファミリーマートができたと聞いて、ウズにも欲しい~と嘆く人や

    スタバとケンタッキーが タシケントにできる というデマに踊らされた人を見ると

    ふ~ん、要る? と思っていた。

    日本で行かなかったんだから、ここに出来たって 私は 行かないだろう。


    でも、年1回の なんかどうしてもファーストフードが食べたい日 は

    ウズにいても やってくる。

    別に、マックが食べたいとか、モスじゃなきゃいやだ、とか

    そんな風には思わないので、ウズので良いんだけど

    食べてみると やはり 日本の品質はすごいと思わざるを得ない。

    それは イタリアで当時初出店のマックを食べた時も、

    グアムで食べた時も、思ったことだった。


    2011年は チャンピオンフライドチキンを試し

    2012年は、多分 食べなかったと思う。

    そして、昨年から気になっていた カワイイ鳥マークの KeFFi。

    日本から帰ってみると 市内に看板が目立つようになっており、

    急に 食べる気になった。
    KeFFi1.jpg

    鳥マークの通り チキンとチキンバーガーの店。

    メニューには、ハンバーガー・ポテト・コーラのセットも 単品もある。

    宅配もやっているようだ。


    店員は とても愛想がよく、オーダーから10分待ってね、と言われ

    綺麗な店内で待っていると、

    これ食べて待っててね、と ソフトクリームを サービスしてくれた。

    聞いてみたら、トルコ資本でも韓国資本でもなく、ウズ資本だという。

    ウズにも「サービス」が できてきたかも。


    「クラシック」は鶏挽肉のパテのハンバーガー、まずい。
    KeFFi 2

    「ジンガー」は クリスピーチキンを挟んだハンバーガー。
    KeFFi3.jpg
    これは比較的イケている。

    付け合わせのポテトは、「ドメスティック」が モス風で2500ソム(100円)とお安く

    そうでない方は、細長い マック風で 倍くらいしていた。


    クラシックは まずくて全部は食べきれず、

    翌日かぶりついてみたら、バンズが驚くほど固くなっていた。

    日本のバンズは、よく15分で 捨てちゃう、と言われるけど

    あのフワフワは15分しか持たないんだなぁ。


    タシケントのファーストフードは今、BIG BURGER が席巻中で、

    かなりマックっぽくて、かなり高いとのこと。

    しかし私としては、ウチの近くに Mac House というのが出来ていて、それも気になる。

    ウクライナ料理 臓物ファンなら

    昨日が グルジアだったので、今日は ウクライナ。

    旧ソ連だけあって、こうした東欧料理店は

    タシケントにいくつもある。

    ワインと豚料理が 割と安心して 頼める店だ。


    アックルガン通り(シャシリク通りから右折/インド大使館そば)の

    トランバイクルックの目の前の

    ウクライナ料理屋 Вечiр 。
    Beчiр

    ウクライナ風ウズベクワイン(多分)があって、グラスで頼める。
    Beчipのワイン
    割と なみなみと注いでくれるのが うれしい。

    和風サラダ(確かここでは サムライ サラダ)と
    Beчirの料理
    豚レバーと ポテトの グラタン が オススメ。


    ウクライナなので もちろん ボルシチ もあり。

    それ以外は、たとえば チェリーの水餃子 など

    変わった郷土料理に トライすることもできる。

    あちらでは春(初夏)の味だそうだ。


    オーダーからサーブまでは 結構待つので、

    飲みながら 黒パンなど つまんでいるべし。


    ビジネスランチが デザートまでついて9000ソム(300円)と

    お得なのだけれど、正直そちらは わざわざ食べなくて良いと思う。

    私は本当に、この豚レバーしか食べない。が これだけは食べに行きたくなる。

    ステーキ食べたい

    29日は 肉の日。

    日本では お肉屋や ステーキハウスが半額だったりする。

    あの頃は、肉への欲求が爆発すると 血の滴る ステーキだって 食べられた…。


    でも、ウズビーフは 固い。オール赤身。サシ ゼロ。

    ラムステーキは結構イケるけど、
    羊ステーキ
    ビフテキは 自宅じゃ ちょっと無理なのだ。


    というわけで 今回は、ウズで ステーキを出す店 特集。



    ステーキと言えば、ここ!という人も多いはず。

    City Grill。 DINAMO スポーツの向かいの小道にある。
    City Grill(ステーキ) (350x263)

    私のイチオシは、ベーコン巻き180g+ホースラディッシュソース+グリルドポテト
    CityGrill.jpg
    ベーシックは CityGrillステーキ 200g+フライドポテト

    30,000ソム(1,000円)くらいで、結構 満足できるものが 味わえる。

    イタリアンVeroと同系列なので イタリアンメニューも充実。

    極薄だけど、マグロのカルパッチョなども。
    CityGrill SUB
    ハンバーガーは、ポテトも付いて19,500ソム(650円)くらい。結構お得感あり。

    デザートまで食べると、50,000ソム(1700円)を超えるので ここは たまの超超贅沢。


    タシケント駅の向かいにある Sam's は

    看板と店構えが、国道沿いのステーキ系ファミレスを思わせる。

    ここのシャトーブリアンは、う゛~ん。
    Sams シャトーブリアン
    まず希少部位のはずのシャトーブリアンが、値段の割に でかい。

    出てくるまでに恐ろしく時間がかかったのは

    塊肉を解凍するからだろう。

    そして、ミディアムと指定したにも関わらず ウェルウェルダンなのは

    焼きながら解凍する手段に出たからだろう。

    バサバサ。ぎゅうぎゅう。飲み込めない。

    薄めの部位で お安いメニューを頼めば 案外と満足できるのかもしれないけど、

    私の場合、外でステーキを食べる=がっつり分厚いやつをいただきたい時 なので

    この店はリピートなし。


    ミノール駅の交差点にある Steak Bar は、

    16:00までの入店で 40%OFF。

    ランチ利用が オススメだ。

    シャトーブリアンは、まずシャトーブリアンではないだろう ドでかサイズ。
    SteakBar.jpg
    ちょっと固いけれど 肉の味はしっかりする アメリカンタイプのステーキ。

    週イチとか月イチで 肉を食べたい コスパ重視 男子向け。

    シャトーブリアンと思わず食べれば、Sam's より味は良い。

    ここも、解凍するのに時間がかかるので、おいしく食べるコツは、

    今日はステーキと思ったら、

    その時点で電話して メニューを予約、肉の解凍をスタートしてもらうべし。


    最後は、ニューフェイスにして、通いそうな予感大。SIESTA。

    アミール・ティムール通り インターナショナルホテル(旧インタコ〉向かい。

    以前 Le grumet BISTRO という名の ヨーロッパ料理店だった場所。

    この夏 SIESTA になってからの ウズグルメサイトの口コミが良いのだ。
    SIESTA1.jpg
    内装も落ち着いているし、イスの座り心地も悪くない。

    奥が ステーキの フィレミニョン マッシュルームソース 28000ソム(900円)。
    SIESTA2.jpg
    手前が パスタ フィットチーネ アルフレッド 18000ソム(600円)くらいだったか…

    実際のパスタは、フィットチーネじゃなくてスパゲッティだったけど、

    それを除いては、どちらも 意外にも 美味しかった。

    塩と粒コショウで 味に パンチが効いているし、

    サービスで パンとバターが つくところもよかったし、

    オーダーも、サーブも、とても迅速なのも 高得点。

    料理が出るまでの時間が早いのは、ウズではとても珍しいことなのだ。

    ピザ一枚に ウナギの如く、たっぷり1時間以上待たされることも ざら。

    その意味では、Sam's も SteakBar も、まぁそれは待つ。

    CityGrill だって、早い方では 決してない。

    SIESTAは このスピードが素晴らしかった。


    ただしウズベクは、シェフがすぐ変わってしまうし、

    いつも同じクオリティーが期待できるわけではないので

    過信は 禁物。

    どんなもんかしら、という気持ちで行った方が良い。

    おいしい店 と認定するには、まだまだ いくつか メニューを 試さねばならない。

    ここは、11:00-15:00の ブランチメニューが 売りの一つ。

    次回は ブランチに挑戦しよう。


    一応分煙だが、誰かが吸えば煙草の臭いは漂ってくる。

    それでも 真隣で吸われることはないのは ありがたい。
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
    情報はどんどん
    劣化していきます。
    コメントやご質問へは
    記事コメント欄でのみ
    ゆっくり お返事しています。
    個別にメールを差し上げる
    ことは ありません。 また
    緊急のご質問には
    対応できません。
    ご了承下さい。

    いらっしゃいませ
    リンク
    検索フォーム
    カテゴリ
    カレンダー
    02 | 2024/03 | 04
    - - - - - 1 2
    3 4 5 6 7 8 9
    10 11 12 13 14 15 16
    17 18 19 20 21 22 23
    24 25 26 27 28 29 30
    31 - - - - - -
    月別アーカイブ
    最新記事
    最新コメント