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    ガーゼのアドラス

    綿ガーゼの大判ストールは、

    汗ふきに日除けに冷房よけに 夏場 欠かせないアイテム。

    それにアドラス柄のプリントを施したものが登場した。

    こういうのを待っていた。
    ガーゼストール
    ↑の 黄緑 オレンジ 黒 の他にも ピンクや 水色がある。

    ハッキリした色の割に、洗っても 周りのものが染まるほどには色が出ない。

    洗濯機で 色ものと洗う分には問題ないと思われる。


    ハズラティイマム(ミニサマルカンド)内 土産物屋の場合

    1枚20000ソム(670円)で販売。

    10%くらいは値切り交渉可能。

    ボイスンの織物

    まだ行ったことがない ウズベク南部のボイスンには

    ジャンダ織りという織物がある。


    シンプルな柄、ナチュラルな色、

    綿糸の しっとりぽってりと肉厚で柔らかな風合いが魅力。

    ジャンダおり

    ボイスンでは、このジャンダでトン(どてら風フロックコート)を作ったりするので

    ベカサムとともに 男性にオススメできるウズ布だ。


    お土産屋でも あまり見かけないので、見つけると買って

    これまでのコレクションは ようやくストール3枚。

    特に↑左端の赤紫は珍しいシルクのジャンダで、タキシードとか

    ダンディなカシミヤの黒いコートなんかに似合いそうな 大人な雰囲気。

    これを巻いたら彼が舘ひろしに見えないもんかしら。


    ボイスンにも仕入れ旅行に行きたいものだけれど

    ここに行くには テルメズの空港からでも車に2時間以上揺られなければならない。

    アラル海だのキルギスだのトルクメンだの

    数々の秘境に行ってきた身には、飛行機の後 車で2時間なんて

    行ってしまえば何ともないのは分かっているのだけれども、

    なかなか、そうだボイスン行こう、と思い立たない。

    行くならば、テルメズの仏教遺跡もしっかり見物して

    タジク国境やアフガンの雰囲気も見てきたい。

    ウズベクは まだまだ広いのぅ。

    茶箱ウズ化

    日本からウズベクにお引っ越しして来る時、

    きもの一式は 茶箱に入れて持ってきた。
    茶箱(衣装箱)297杉材
    茶箱を買った時から、ウズの布を貼ってカワイくリメイクするのを楽しみにしていた。


    にもかかわらず、この加工に なかなか着手できなかったのは、

    刺繍にハサミを入れるのが忍びなくて

    スザニを使うかどうか 2年間悩んでいたから。

    しかし昨年 母が飾っていたスザニのサイズがちょうど良いことに気付き

    これで作れば母の思い出になると思って 日本からウズに持って帰って来た。


    あとはマスターを探すだけ。

    メドレセのスンドゥク職人も布張りは畑違いだろうし、

    注文家具の工場に行くしかないだろうか、と探しあぐねているうち

    青い目のアヴァスが 我が家に出入りするようになった。

    青い目のアヴァスは 前任のグリーシャ同様 家具職人の免状も持っていて、

    ほいきたガッテン、と 手間賃30000ソム(1000円)+材料費実費で 引きうけてくれた。↓
    マイスンドゥク
    茶箱のフタと本体は蝶番でつなぎ、バッタンと倒れないよう ひもで固定。

    たったそれだけで、茶箱がスンドゥクに変身。

    正面には 開け閉めしやすいよう 飾り取っ手、
    マイスンドゥク2
    アヴァスのアドバイスで サイドにも持ち手、

    底にはキャスターを付けたので コロコロ コロコロできる。

    上にアクリル板とか置いたら ソファーテーブルにもなるじゃーん。

    日本の家に ソファーないけど。


    というわけで、茶箱ウズベク化3カ年計画、ここに完遂。ypa!
    マイスンドゥク①

    お揃いのアドラスで クッションや ランプも作る。

    ランプのベースになる壺部分は、すでに陶芸教室で成形、

    鳥の絵をいれて焼きあがりを待っている。

    日本に帰った時に、ハンズかIKEAでランプキットを探してきて 組み合わせる算段。

    うまく出来上がったら 超ラブリーな一角になるはず。

    スンドゥクの中身は 何をいれようかなー。

    世界でウズウズ

    ウズベクから訪れた世界の国々で

    ウズベクの痕跡を発見すると とってもウレシイ。

    今日はその特集。


    まずは トルコ、イスタンブールの お土産屋さん。
    イスタンブール
    ソ連時代のウズベク茶器でいっぱいだった。

    スザニやアドラスの小物もたくさん見かけた。


    ヨルダン、アンマンの土産物屋では スザニがそっくり。
    アンマン


    フランス、パリでは フォトアルバムのカバーが アドラスプリント!
    パリ

    インテリアショップでは、ステキなアドラスの一人掛けソファ。
    パリ2


    そして、ロシア サンクトペテルブルクでは
    サンクト
    ミナレットが細めながら モザイクがサマルカンドなモスク。

    エカテリーナ宮殿のソファにあったのは
    サンクト エカテリーナ宮
    なんと大人な バフマルのクッション!


    最後は、同じくロシアの ソチでは3位だった アイスダンスのペアの衣装から。

    Елена Ильиных и Никита Кацалапов
    エレナ・イルイヌィフとニキータ・カツァラポフ
    elenaNikita by kristina korolyova
    Photo by kristina korolyova   chanpionat.comより転載

    ロシアフィギュア界で カワイくて人気のエレナちゃんは カザフ出身。

    中央アジアつながりで選んだのか、ウズベクの ♪バキャバキャ に似た音楽で

    ハーンアトラスと チャパン風の衣装で踊っていたシーズンがある。

    動画はコチラ


    ウズベクの美って、もしかするとどんな国の人にも

    どこか懐かしく、どこかエキゾチック、なのかな。

    アトラスの模様

    アトラスは、絣なので 当然 模様が かすれている。

    同じパターンでも、ロットによって かすれ具合は違う。


    まず、1パターン分の長さに張った経糸に模様を描き、

    そこを縛って 染め分けていく。
    アドラスの模様付け
    気が遠くなるような作業だ。

    全ての長さを染めたら 織り機にセットする。
    アドラスを織る

    縛り方、染め方、セットの仕方 のほんの小さなずれで
    アドラス
    織ってみれば ロット毎に かすれ具合は異なっているというわけである。


    さらに、まだそこまで管理が行き届いていないせいで、

    織りあがるまでの間に汚れてしまうこともあるし

    染めムラ、織りムラもある。


    日本はもちろん 世界中の絹織物が 古来からほぼ同じ方法で作られている。

    それでも きちんと品質を揃えたロットを作ることが出来るところもある。

    だから 日本のバイヤーが来ると ウズの織物は

    多分 全てB反以下の評価になってしまうだろうと思う。


    でも、全て手作業で行われている工程。

    買いたたいたら かわいそうなくらいの面倒な仕事をして 出来たものだ。

    こんな作り方を未だ守って、昔の柄を復刻させたり

    いろいろ頑張っているウズベクの布づくり。

    多少のキズは 愛したいのである。

    同時に、もっと色落ちなんかにも気を使って作ることができて

    ウズベクの布をカワイイと思うようになる人が 日本にも増えたらいいなと思う。


    私が買い始めた約3年前は 14000ソム/m(470円)だったアドラスも

    今年に入って 18000ソム/m(600円)前後に値上がり中。

    同様に ブハンキと言う安い食パンの 白小麦バージョンは

    約3年前は 400ソム/斤(10円)だったのが

    徐々に上がって 今年1200ソム/斤(40円)である。

    400ソムだったチャイも 1000ソム(33円)が普通になった。

    物価が どんどん上がる中で、安いものほど値上げ率は顕著になるが

    15000ソム(500円)だった美容院代も 今年20000ソム(670円)。

    アドラスは もっと値を上げてもいいのかもしれない。

    正当な対価を払って 品質を上げていけたら 一番いい。

    ウズベクの布と刺繍の正式名称

    これまで勝手に

    アドラス、ベルベット、スザニ、刺し子、ウズベクテープ、などと呼んできたが

    当然ながら それぞれ分類があり、技法に名前が付いている。

    いまさらだけど

    おさらいも含め、以下に整理しておく。


    刺し子と呼んできたコレ↓は IROQI イロキ という。
    スムバッグ ニュー

    ウズベクテープと呼んできたコレ↓は JIYAK ジヤック といい、
    イロキテープ
    特に襟飾りに使うタイプは Peshikuruta ペシクルタ という。

    ジヤックやペシクルタにも、イロキを施したものと 織りで模様を出しているもの がある。


    ウズベクの絣で、経糸も横糸も絹のものを アトラス
    アトラス1

    経糸が絹 横糸が綿のものを アドラス
    アドラス
    と 区別するが、反物の値段は あまり変わらない。

    打ち込みが良いアドラスの方が スカスカのアトラスより高いものも。

    また、手織りと機械織りが あるので、

    こだわる人は お店に良く聞いてから買う方がいい。


    ハッキリした色、黒系は 色が出るので 手洗い不可。

    ドライクリーニングを勧める。


    この絣を たてよこ とも綿糸で織るアドラスもある。
    アドラスバッグ
    値段はアドラスの半額以下。


    綿糸が入った布は洗うと縮むので、服に仕立てる前は布を洗う方がいい。

    縮み率は 1mにつき3~5cm。


    アトラス・アドラスの模様は

    1パターン 2m15~20cm のリピート で出来ているのが基本なので

    2m単位で買うのが望ましい。


    マルチカラーの縞模様織りは ベカサム と呼ばれる。
    半幅アドラス
    カルザイ議長のチャパンもこの一種。

    アドラスより ほんのちょぴっと安い。


    薄手のシフォンのような ふわりとしたシルクは クレプデシン。
    デシン
    布幅が140cmあるので 洋服に仕立てるのに向いている。

    出回る数はあまり多くないので、出会ったときに買うべき代物。


    ベルベットのようなアドラスは BAXMAR バフマルという。
    バフマル
    絹糸の量が4倍多いため、他の布よりも お高い。

    クッションカバーや クラッチバッグなど 小物にすると とてもリッチで印象的。



    ペルシャ語系で 針 を意味する言葉から派生している、

    中東から中央アジアまで共通する 刺繍工芸 スザニ。

    壁掛けや ベッドカバーなどの、嫁入り道具は 地域や時代によって様々な技法がある。


    橋渡し縫い留めスザニ Bosma
    スザニ ボスマ (350x264)

    ホックスザニ Yurma
    スザニの技

    横縫いスザニ Kanda-hiyor
    スザニヨストク

    横縫い盛り上げスザニ Duruya
    スザニ ドゥルヤ (264x350)
    ヒヴァに 多く見られる。

    スザニのベースになる布は 絹100%のものと 綿×絹のものがある。

    糸は わずかな水分ですぐに色落ちするので、ドライクリーニングが無難。

    手洗いにしたい場合は、シャンプーで洗い酢水で色留めする。

    どうも、アドラス熊田です

    以前紹介した、日本人が考えたアドラス クラフト展での テディベアが
    アドラス クラフト1

    ウズベキスタンで実際に商品化されている。

    ドッピ帽や 顔のバランスも よりカワイくなって

    サイズも S M L がある。


    成田空港の一村一品マーケットで売られているとの目撃証言があるが

    正式な取り扱い品ではない模様。

    日本では、プロジェクトキャンペーンなどにチャンスがあるかもしれない。


    ぬいぐるみなんてキャラじゃない私も 思わず MとLを 大人買い。
    アドラス熊
    アイクチャ・メドベージェフ と ミーシュカ・メドベージェフ と名付けた。

    アイクチャはウズ語 ミーシュカはロシア語の テディベア。

    メドベージェフはご存知、熊田さん 的な名字である。


    お高いけれど 選別眼の良いお土産屋

    工芸博物館に隣接する 木の扉のマガジン で見つけたので

    他であればもう少し安いと思うのだが、

    Mサイズで75000ソム、Lサイズで95000ソム のところ

    やや値切って 二匹で 155000ソム(5200円)で購入。


    この店がまた仕入れるかは 神のみぞ知るので

    もし欲しい人は プレッシャーをかけに行くか、

    HUMAN WEARART CARAVAN、アートバザールなど

    オシャレ系お土産店を探されたし。

    あったか~いお茶を飲むために

    ウズベキスタンの冬は寒い。

    家の中はアタプレーニエで温めているとはいえ、

    やはり気温自体が低いので、

    お茶が冷めるのが驚くほど速い。


    というわけで、冬のスタンには

    ティーコージー(ティーポットカバー)がマストアイテム。

    これを かぶせるだけで、本当に 見事に あったかさが持続する。
    ティーコージースザニ
    ↑スザニの先生から買ったザクロのコージー。

    スザニのティーコージーは とても珍しい。

    普段使いは汚れの目立ちにくいアドラスのコージーがあるから、

    力の入ったお茶会用にとっておこう。


    しかし、このティーコージー、ウズ土産市場にはなかなか出回らない。

    あっても、キルギスから輸入したフェルト製のものだけだ。

    省エネエコ商品なんだから、もっともっとカワイイやつをガンガン売るべきと思う。


    スザニのコージーを見てみたい人は、

    タシケントプラザ メトロ側の入り口から入ってすぐ右

    ニルファールさんのお店を覗かれたし。

    在庫が無くてもオーダー可能。

    スザニとか、女子のチャパン↓(上着)によく描かれている模様、
    コーカンド 嫁入り

    まだらのS。
    スザニの模様

    魔除けの 蛭ひる を意味しているそうな。

    それを知ってからは、ちょいキモい。

    キモかわ系は昔から得意なんですね、ウズさん。

    ウズベクのお土産ニューフェイス4

    スザニ、アドラス、クレプデシン、ベカサム、と来て

    私のウズ布熱は、とうとう刺し子のイロキにまで波及してきた。

    ベカサムに萌えた時点で警報ものだった偏愛は

    もう確実に末期へと向かっている。

    興味ゼロだったはずのイロキを買っているのだから。


    で、最近買ったイロキちゃんのひとつが、このベルト。

    どこからどうみてもチャンピオンベルトのような

    かなり コーデ 力 が試される

    これを買ってしまう私のウズ愛は

    最早チャンピオンレベルに達しちゃった

    のか。


    同じくチャンピオンに挑戦したい方は、

    ザルカイナルの三階CHOYAのとなりへどうぞ。

    ファイトマネーは結構するから

    生半可な気持ちでは挑めない。
    プロフィール

    チモラーシカ

    Author:チモラーシカ
    ウズベキスタンの首都
    タシケントで
    働いたり 趣味に燃えたり
    壊れまくる冷蔵庫に泣いたり
    の毎日を経て、
    ウズベク暮らし4年目の夏
    日本へ帰ってきました。

    趣味: ものづくり 韓国語
    モットー: 何でも食べる

    帰国して5年
    経ちますので
    情報はどんどん
    劣化していきます。
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